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松本駅自由通路に「音都まつもと夢ピアノ」常設 誰でも自由に演奏を

「楽都まつもと夢ピアノ」で演奏する永田さん(ユーチューブより)

「楽都まつもと夢ピアノ」で演奏する永田さん(ユーチューブより)

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 誰でも自由に弾けるグランドピアノ「楽都まつもと夢ピアノ」が8月8日、JR松本駅東西自由通路3階に設置された。

 通行人などが自由に弾くことできる「ストリートピアノ」は、10年ほど前にイギリス・バーミンガム市内の街角に設けられて以降、世界中で広がりを見せている。主催する一般社団法人「まつもと夢ピアノ」の代表理事・折井正明さんは「地元の人や外国人観光客、老若男女問わず広く親しんでもらえれば」と話す。

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 折井さんが会長を務める長野三菱電機機器販売(松本市白板1)が駅の指定管理を担っており、友人の相澤病院(本庄2)の糖尿病センター顧問・相澤徹さんから「駅ピアノ」の設置を持ち掛けられた。当時、折井さんが松本ロータリークラブ(RC)の会長だったことから、松本RCで設置することも考えたが難しく、新たに一般社団法人を立ち上げ、ロータリー財団の地区補助金などを活用して中古のグランドピアノを購入。折井さんは「松本RCのメンバーの協力があったからこそ実現できた」と振り返る。

 8日にはお披露目会を兼ねたコンサートを開催。偶然、「鍵盤の日」とも重なった。6人が演奏を披露し、集まった人たちはクラシックやアニメ曲などの音色に聞き入った。

 設置以降、動画投稿サイトには「まつもと夢ピアノ」を弾く様子がいくつか公開されている。安曇野市在住の永田太郎さんは、「駅ピアノ 実際に弾いてみた」という動画を作成して投稿。「弾きごたえのある重めの鍵盤だが、音の出方が軽く、ずっと弾き続けていたくなる。本当に気持ちの良いピアノなので、通り掛かりに一度弾いてみてほしい」と話す。設置されているのは3階のお城口側の端で、駅構内の構造もあってか、音がフロアに響き渡るという。「通行の動線からは少し外れているが、人が集まることで音楽を介した交流が生まれることを期待したい」とも。

 ピアノが演奏できる時間は8時~19時。

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