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松本のギャラリーで紙の箱作家個展 型染めパネルや時計、ひな人形も

パネルや時計など「壁を彩る」作品が並ぶ

パネルや時計など「壁を彩る」作品が並ぶ

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 紙の箱作家・Akane Bon Bonの個展「On your wall」が現在、松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で開催されている。

山屏風(びょうぶ)をセットにしたおひなさま

 「Akane Bon Bon」の名で活動する梅川茜さん。前回、2017年11月の個展では、主に箱を制作したが、「少し違ったアプローチで、この空間と向き合いたい」と、型染めのパネルや時計など壁に掛けられる作品を中心に26点を用意する。

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 これまでは日常的に使えるものとして、無地や落ち着いた色合いのものが多かったが、パネルや時計は「壁を彩る」ものとして、明るい色合いを意識したという。「大胆なモチーフで、型染めを楽しめるようにした」という新作の壁掛け時計や、型染めの型を作る際、紗(しゃ)を貼るために用いる塗料が染み込んだ紙を使って制作したパネルも並ぶ。

 季節柄、おひなさまにも初挑戦。張り子で制作し、紙の箱と風呂敷をセットにした。「立ちびなのタイプは、着物の部分に苦労した。張り子なので多少デフォルメしないと格好がつかないが、構造を知らないと違和感が出ると思った」と梅川さん。ネットで調べたり、高砂通りの「村山人形店」に足を運び、教えてもらったりして研究を重ねた。山をかたどった山屏風(びょうぶ)をセットにしたタイプは、「何となくピクニックをしているように見える」とほほ笑む。

 梅川さんは市内に工房を構え、フランスで習得した紙箱作りの技術をベースに、日本の伝統技術や素材を用いて制作活動を行っている。「今年は暖冬の影響もあって、春を感じる瞬間も多かった。おひなさまを含め、春らしい展示になったと思うので、足を運んでもらえれば」

 価格は、おひなさま=1万6,000円、立ちびな=2万3,000円、型染めパネル=7,000円~、型染め時計=9,000円など。営業時間は11時~19時30分。火曜と第1・3・5月曜定休。3月31日まで。

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