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松本・梓川で画家・小沢夏美さん個展 リニューアルしたギャラリーで

初めて展示するという墨の絵も

初めて展示するという墨の絵も

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 松本市在住の画家・小沢夏美さんによる個展「音のなかにいる」が現在、梓川・JAあずみ向かいのギャラリー「tatta(タッタ)」(松本市梓川倭、TEL 080-3498-2333)で開催されている。

「小さな美術館」のような雰囲気のギャラリー

 絵画20点を中心に、ブローチやカレンダー、ポストカードなどを用意する。アクリル絵の具やオイルパステルを使ったカラフルなものから、墨一色のものまで多彩に展開。「太陽の音」「そのメロディにのって流れる」などテーマの「音」に合わせたタイトルの作品や、楽器を手にする動物を描いた作品、カレンダーの原画も並ぶ。

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 「絵を描くときには音楽を流していることが多い。流していないときでも、部屋の中のしんとした音、外から聞こえてくる鳥の鳴き声や日常の音などに影響されて作品ができることもある」と小沢さん。「聞こえていないはずの音」を想像して描いたものもあるという。「なるべく小さめで、日常に溶け込めるような絵を意識した」とも。

 「tatta」は今年9月にリニューアル。3代続いた老舗菓子店兼ギャラリー「たたい菓子ギャラリー」を、ギャラリーのみにして再出発した。店主のタタイミチコさんは「今年1月、祖父が亡くなって菓子を作るのが難しくなった。違う形でも店を残せればと考えた」と話す。

 タタイさんは、手染めした布などを使って服や小物を制作する女性4人グループ「ヒナタ舎」のメンバー。ものづくりのイベントなどを通じて小沢さんと出会い、「いつか展示ができれば」と話していたという。

 店名は、タタイさんの娘が考えたもの。リンゴを手にした鳥をモチーフにしたロゴは小沢さんが手掛けた。「店名から、タップを踏んでいる鳥が浮かんだ。訪れた人がタップを踏んで踊っちゃうくらい楽しくすてきな場所になれば、という思いを込めた」と小沢さん。タタイさんは「さまざまな作家さんを紹介して、ワクワクときめくような展示ができれば。秋なので、アートに触れてちょっと一息入れにきてほしい」と話す。

 価格は、絵画=1万7,000円~、ブローチ=1,800円~など。営業時間は、平日=10時~16時、土曜・日曜・祝日=11時~18時。月曜定休。営業時間と定休日は展示ごとに異なる。