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松本で女性作家ユニット「PomPom」が企画展 「リサイクル」テーマに180点

個性豊かな作品が並ぶギャラリー内

個性豊かな作品が並ぶギャラリー内

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 松本を拠点に活動する女性作家6人のユニット「PomPom(ポムポム)」による作品展「PomPomのリサイクルミュージアム」が現在、松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で開催されている。

 2010年11月に結成し、梅川茜さん(紙)、小沢夏美さん(絵)、金井三和さん(絵、陶)、田路恭子さん(木工)、百瀬裕子さん(写真)、百瀬陽子さん(服)の女性6人で活動しているPomPom。昨年12月ごろに今回のテーマを「リサイクル」と決めて、それぞれが作品作りに取り組んできた。

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 ブローチやピアスなどのアクセサリー、オブジェ、トレー、絵、バックやジャンパー、紙ものなど約180点を展示する。梅川さんは、雑誌やフリーペーパーを使ってコラージュしたトレーや箱のほか、元の冊子と一緒に木箱に納めた作品を制作。小沢さんは、実家の土蔵の板に、色を付けたり焦がしたりした楽譜を貼り、絵を描いた。これまでに手掛けたブローチなどのかけらを集めた「カケラブローチ」も。

 「陶器なので、どう表現するか悩んだ」という金井さんは、市内四賀で掘った土を使った作品に挑戦。ほかに、これまで作った陶器と小石や木の実、古道具などを組み合わせて「リメークオブジェ」も出品する。田路さんは、梅川さんからもらったニット帽をほどいて作った羊のオブジェや、金井さんからもらった木の枝を釣りざおに見立てたオブジェを用意する。

 百瀬さんは姉妹で参加。姉・裕子さんは古材にシルクスクリーンでイラストを刷ったり、写真を貼り付けたりした作品のほか、オリジナルの紙を縫い合わせて冠を制作した。妹・陽子さんは、コートやパンツ、スカートをほどいて布を切り出してジャンパーにリメーク。「普段から、古布などをよく使っているので、今回のテーマはスムーズに制作できた」と笑顔を見せる。

 同ギャラリーでの展示は5回目。ガラスケースに作品を入れるなど、ディスプレーも「ミュージアム」らしさを意識した。「いつもテーマをどうするか悩む」と金井さん。メンバー各自が気になっている事柄を3つずつ出して、多数決で決めたという。「すんなり作れる人もいれば苦戦する人もいるが、そこはグループならではだと思う。それぞれが『エコ』を表現した作品を楽しんでもらえれば」とも。

 価格は、トレー=800円、オブジェ=1,200円~、紙アイテム=200円~、ジャンパー=1万7,000円など。営業時間は11時~20時。火曜と第1・第3・第5月曜定休。10月28日まで。