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松本・宮渕にラーメン店「麺心 やす葉」 味にもサービスにもこだわりを

極太麺で提供する「つけそば~魚介鶏白湯~」

極太麺で提供する「つけそば~魚介鶏白湯~」

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 ラーメン店「麺心 やす葉」(松本市宮渕1、TEL 0263-88-8782)が8月27日、松本・宮渕のウエディング施設「ヴィラ・デ・マリアージュ松本」向かいにオープンした。

カフェのような雰囲気の店内

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 店舗面積は約15坪。席数はカウンターとテーブルの計8席。店内はこだわりの椅子やカウンターでカフェのような雰囲気を演出する。長野県内出身の市川さんと、関東から移住した長井さんが共同経営する。

 その日の朝に打つ自家製麺は、「はるゆたか」「春よ恋」などの国産小麦粉と平飼い卵に、うどん粉を加えてモチモチした食感に仕上げる。スープは鹿児島県の天然温泉水に、「青森シャモロック」などの地鶏数種類と、長崎県産うるめ煮干し、サーモン、ポルチーニ茸、本枯れ節などを使用。最上級イベリコ豚ベジョータ肩ロースのチャーシューや、高知県で特許出願中という卵を使った味玉など、トッピング一つ一つにもこだわった。

 メニューは、「つけそば~魚介鶏白湯~」(小=800円、並=850円、大=950円、特大=1,150円)、「中華そば~魚介鶏白湯~」(小=750円、並=800円、大=900円、特大=1,100円)など。オープン当初提供していた「しょう油らぁめん」と「塩らぁめん」は、一度メニューから外して現在改良中という。「今最高だと思って出している物も、常に試行錯誤を繰り返して妥協せず、自分たちが心からおいしいと思う物を食べてもらいたい」と市川さん。

 2人は昨秋、友人を通じて出会い意気投合。市川さんが、県内でUターン開業するのを機に、長井さんも一緒に移住したという。「一緒に働くならこの人しかいないと思っていた。松本はラーメン文化があるので、学ぶところも多い」と長井さん。ラーメンに関しては、市川さん=あっさり派、長井さん=こってり派だが、「2人の思いを形にできたら面白いと考えた。人間の五感を刺激するようなラーメンを提供したい」とも。

 「味だけでなく、サービスにもこだわりたい」と接客にも力を入れ、「多くの人に足を運んでもらえるように」と通し営業を行う。「今後は夜間営業も検討している。食べに来てよかったと思ってもらえるような店を目指す。『これだけのことをした』と胸を張れる、おもてなしをしていきたい」と2人は意気込む。

 営業時間は11時~18時(売り切れ次第終了)。火曜定休。 

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