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松本・中町のギャラリーで「ブローチ祭」 多彩な素材、300点展示

さまざまなブローチが並ぶ

さまざまなブローチが並ぶ

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 さまざまな作家のブローチを展示する「すぐりのブローチ祭vol.1」が現在、松本・中町のギャラリー&ショップ「手仕事商會(しょうかい)すぐり」(松本市中央3、 TEL 0263-33-7736)で開催されている。

カラフルな動物のブローチ

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 出展は、笠井英さん、倉富喜美代さん、松下亜里さん、ayaco、comber、Eri authentique、hanaizumi、hanamama、MWC.WORKSHOP、tanco.など。木、布、和紙、革、造花、ビーズなどさまざまな素材のブローチ約300点を展示する。

 山梨県で「西島和紙工房」を夫婦で営む笠井さんは、和紙を使ったブローチを用意。何枚も重ねたり、樹脂の間に挟んだり、漆を塗ったりして、それぞれ質感が異なるものに仕上げた。「以前、ガラス作品を作っていた経験を生かして、立体に見えるようなものや、他の素材と組み合わせを楽しみながら制作している」と笠井さんは話す。

 フランス在住のayacoさんは、ウマやクマなどカラフルな動物のブローチを制作。倉富さんは、アンティークの布やビーズで女性の姿を刺しゅうした。木工作品を手掛けるMWC.WORKSHOPは、食パンやクロワッサン、バケットなどパンをモチーフにしたものを用意。ほかに、花や木の実などのコサージュも並ぶ。

 同店がブローチをテーマに企画展を開くのは初めて。店主の木内文嘉さんは「小さいものなので、ギャラリーの空間が埋まるかどうか少し心配していたが、多彩な作品がたくさん集まって、にぎやかになった」と話す。「素材もサイズもさまざまなので、自分のお気に入りを見つけにきてほしい」とも。

 価格は、ブローチ=700円~、コサージュ=1,200円~など。営業時間は11時~18時。水曜定休。9月25日まで。

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