長野県で働く魅力を就活生に伝える県内企業の若手社員「シューカツNAGANO応援隊」と就活生の交流イベントが12月27日、松本・深志の「梅風閣」(松本市深志3)で行われる。
同応援隊は、県内企業の魅力や長野で暮らす良さを就活生に伝えることで、U・Iターン就職の促進を図るために結成。2015年から取り組みを始め、今年度は県内企業の若手社員22人が活動している。
同イベントは、県内就職に興味がある学生を対象に企画。当日は、10人ほどの応援隊が参加し、少人数のグループ単位で座談会を行う。席替えをしながら、最後はフリートークの時間も設ける。県産業労働部労働雇用課の山本悠樹さんは「年の近い先輩社員が相手なので、気になることを気軽に聞いてもらえれば」と話す。
今月2日には、東京の「移住・交流情報ガーデン」でも実施。応援隊1人と3人ほどの学生がグループになり、ざっくばらんな雰囲気で会話が弾んでいたという。参加した学生からは、「現場で働く、年の近い先輩の本音を知ることができて良かった」「働き方はもちろん、長野の暮らしについても聞くことができたので、自分の将来をより具体的に考えられるようになった」などの声も。
「人事担当者ではなく、若手社員の話を聞けることが特徴。業界研究や企業研究にも役立つと思う」と山本さん。「3、4人くらいで話せるので、聞きたいことがちゃんと聞ける。服装も私服でOKなので、県内就職を少しでも考えている人は気軽に足を運んでほしい」と呼び掛ける。
開場は12時30分、開始は13時。参加無料。申し込みはホームページで受け付ける。28日には長野市の信濃毎日新聞長野本社で、来年2月12日には京都のベーコンラボ会議室でも開催する。