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松本・浅間温泉で「枕ンピック」初開催 野外で「枕投げ」楽しむ

本気の「枕投げ」で相手の背後のペットボトルを倒す「バトル枕」

本気の「枕投げ」で相手の背後のペットボトルを倒す「バトル枕」

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 松本・浅間温泉のイベントパーク「浅間温泉オンベリコ」(松本市浅間温泉1)で11月19日、枕投げを楽しむイベント「枕ンピック」が行われた。

「枕投げ」にもコツが必要

 会場には枕を使った3つのゲームを用意。的に向かって3回枕を投げて合計のポイントを競う「ターゲット枕」は、手前で落ちた枕が上手く転がって的に届いて喜ぶ人や、親子で対決する人の姿も見られた。2回遠投して距離を競う「フライング枕」は、思うように投げられない人が続出。投げる角度や、男性と女性で投げ方が異なることを説明し、手本を見せるスタッフの華麗な枕投げには、歓声が上がっていた。

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 2人一組で枕を投げ合い、相手チームの後ろに並ぶペットボトルを倒す「バトル枕」では、枕を拾う隙を狙って、多くのペットボトルを倒すチームも。信州プロレスの選手も参戦し、会場を盛り上げた。参加者には、獲得したポイントに応じた景品や、抽選会で浅間温泉での入浴券や食事券がプレゼントされた。

 同温泉の知名度アップや温泉地らしい「非日常」空間の創出、利用促進を目的に、初開催した同イベント。旅館や商店の後継者らでつくる「浅間温泉タビオコシ会」が中心となって準備を進めてきた。同会代表で実行委員長の「ホテル玉之湯」(同)専務・山崎広太さんは「伊東温泉の『まくら投げ大会』をヒントに検討する中、ちょうど同ホテルが枕と布団を入れ替えるタイミングだったことから、野外で思い切り枕を投げるという『非日常』体験を考え付いた」と話す。

 会場となった同パークは、2015年に廃業した旅館の跡地。更地となり宅地化が進む中、「温泉街全体の価値や魅力が下がっては困る」と同ホテルが購入した土地で、同温泉の中心部にあることからイタリア語でへそを意味する「オンベリコ」と名付けた。

 2012年に5人で発足した同会は現在、会社員や学生も含めた約40人が月1回、温泉街の活性化について話し合っている。同イベントの開催が決まってからは、地域の人たちがカウントダウンする様子を撮影してSNSにアップしたり、信州大学付属中学生も参加してPR動画を作成したりと、地域全体を巻き込んだ広がりを見せた。今後は、地域にこだわらず「浅間温泉で何かしたい」という人の参加も視野に入れていくという。「今回はイベントという形だったが、今後は継続的に集客できるような仕掛けも考えていきたい。タビオコシ会の活動を推し進めることが浅間温泉の活性化につながると信じて頑張りたい」と山崎さんは力を込める。

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