松本市内の飲食店60店舗で現在、みそを使った料理の食べ歩きスタンプラリー企画「まつもとMISOさんぽ2017」が行われている。
参加飲食店は、松本・安曇野地域にある11蔵のみそを使ったオリジナル料理を提供。「フィガロ」(松本市中央1)は、タンシチューに信州みそをブレンドした「牛タンシチュー~デ・みそース~」(2,808円)、「墨国藤原商店さぽてんの花」(中央2)は鉄火ナスをトルティーヤで包んだ「とろ~りチーズと鉄火ナスのブリトー」(680円)、「モイモイ」(同)はみそ、はちみつ、にんにくしょうゆを合わせた特製たれをかけた「みそだれ鶏のたつた揚げ」(ランチ定食800円、ディナー単品650円)など、各店が工夫を凝らしたメニューを用意する。
テークアウトできるアイテムも充実させる。「スイート縄手本店」(大手4)は「信州みそラスク」(210円)、「ブーランジュエリーシエル」(県1)は「みそメンチカツバーガー」(400円)、「パティスリーシュテルン」(波田)は「信州みそモナランタン」(1,620円)など。ほかに、「凌駕IDEA」(高宮南6)は「みそラーメン」(780円)、「おおぼし」(平田西1)は「シビ辛みそ麺」(820円)などでラーメン店も参加する。
各店でみそ料理を購入すると専用のパンフレットにスタンプを押す。先着200人には、1つ目のスタンプと一緒にオリジナル缶バッジを進呈。期間終了後に応募はがきを送ると、スタンプ数の多い上位100人に、中村漆器産業(塩尻市)が手掛けた水玉柄の「木製くりぬき羽反(はぞり)型汁わん」を用意する。ツイッターやフェイスブック、インスタグラムでハッシュタグ「#MISOさんぽ」を付けて投稿すると、「オリジナルMISOギフト」が当たる抽選も。
主催は、みそ蔵や飲食店などの有志でつくる「松本食堂サミット」。同企画は3回目で、これまでは1週間前後の期間でチケット制の食べ歩きイベントを行っていたが、今回はスタンプラリー方式に。期間を1カ月に延ばし、ランチ提供やテークアウトなど、メニューに幅を持たせたことで参加店数も増えた。実行委員長の中林玲さんは「バラエティー豊かなメニューがそろった。パンやラーメンなど、ランチ利用できる店もあるので、1カ月間、昼も夜もゆっくり楽しんでほしい」と呼び掛ける。
スタンプラリーは11月30日まで。パンフレットは各店で入手できる。