松本市など中信地域の美容室や飲食店で現在、浴衣に関連するサービスを受けられる「ゆかたキャンペーン」を開催している。主催は長野県美容業生活衛生同業組合中信支部。
美容室は、松本地域140店舗をはじめ、塩尻地域20店舗、木曽地域17店舗が参加。着付けやヘアメークなど、浴衣に関するメニュー10%引きなどのサービスを提供する。松本地域の飲食店47店舗では、浴衣での来店でドリンクやデザートをサービス。ほかにも雑貨店や畳店など7店舗でも各店で割引や雑貨の進呈を行う。8月2日~6日、JR塩尻駅前広場で開かれる「しおじり山賊焼きサマーフェスタ」では浴衣コンテストも実施する。
今回で4回目となる同企画。2014年、地域活性化を掲げて取り組みを始め、昨年からは美容組合が中心となって展開している。同組合中信支部長の竹田仁美さんは「城下町には着物が似合う。着物は敷居が高いという人にもまずは浴衣で気軽に楽しんでほしい」と話す。
夏祭りなどイベントに合わせての出店も行い、着崩れを直すサービスも予定する。5日の「松本ぼんぼん」では松本城大手門枡形(ますがた)跡広場に、16日の松本山雅F.C.のホームゲームではアルウィンにブースを設ける。「いろいろなところと連携しながら、地域を盛り上げていきたい」と竹田さん。「着物は観光資源にもなる。いずれは松本城で浴衣ファッションショーができれば」とも。
キャンペーンは8月17日まで。参加店など詳細はホームページで確認できる。