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松本で食のブランド立ち上げ松本で「コード・フォー」

松本のセレクトショップで竹村良訓さん陶展 「服を着せるように」彩る器

松本のセレクトショップで竹村良訓さん陶展 「服を着せるように」彩る器

フォルムと色が特徴的な竹村さんの器

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 松本市のセレクトショップ「ANOTHER LOUNGE(アナザーラウンジ)」(松本市中央1、TEL 0263-35-7218)で現在、陶芸家・竹村良訓さんの展示「竹村良訓Exhibition」が行われている。

 小皿やマグカップ、酒器、花器など約40点を展示する。ろくろで形作られる滑らかで丸みを帯びたフォルムと、さまざまな上薬を組み合わせた色合いが特徴。色は、素焼き後の器を眺めて発想が浮かんだものから、「服を着せるように」上薬を掛けていくという。縁だけ異なる色を使ったものや、2色の境目に濃淡を付けたもの、かすれた感じや垂れたように仕上げたものなど彩り豊かな作品が並ぶ。

 竹村さんは千葉県生まれ。武蔵野美術大学で木工と漆芸を専攻し、卒業後は東京芸術大学大学院保存修復科へ。文化財修復と同時に、大学時代にサークル活動で始めた陶芸についても陶芸学科で古陶磁の研究・復元制作を行い、漆芸技法の応用による陶磁器・漆器修復の仕事を始めた。2008年、松戸市に「陶房 橙」を開設。陶芸家・修復家として活動する傍ら、教室で指導も行っている。

 同店オーナーの矢口正和さんが竹村さんの器を知ったのは1年ほど前。「ベルント・フリーベリ(スウェーデン)、ルーシー・リー(イギリス)、ローズ・キャバット(アメリカ)のようだと思い、ハッとしてすぐに調べて連絡を取った」。今年に入り、同店での取り扱いを始めた。同展は、工芸の五月や5月27日・28日に行われる「クラフトフェアまつもと」に合わせて企画。同店で服以外の企画展を開くのは初の試みだという。「竹村さんの器は、色の重ね方など、ファッションに通じるものを感じる」

 2003年に現在営業しているビルの2階で開業した同店。ファッションアイテムが中心だが、最近は木工作家・市川岳人さんやガラス工房「STUDIO PREPA」(中川村)など器の取り扱いも少しずつ増やしている。「今は自分自身の『好き』を紹介している感じだが、洋服のセレクトと同様、徐々にかたちにしていきたい」と矢口さん。「これまで当店に来たことがない人にも、ふらりと立ち寄ってもらえれば」と呼び掛ける。

 作品は販売も行う。小皿=2,484円~、マグカップ=3,240円~、酒器=3,780円~など。営業時間は11時~20時。5月28日まで。

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