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松本・中町のカフェで「秋の小さな贈り物展」 オブジェ・ヒンメリ・布物90点

作品の前で談笑する3人

作品の前で談笑する3人

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 松本・中町の「cafe chiiann(チーアン)」(松本市中央3、TEL 0263-35-7553)で現在、3人の作家による企画展「秋の小さな贈り物展」が開催されている。

「ヒンメリジャム」と「ヒンメリキット」

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 松本市在住の降旗芳美さんは、木や粘土、和紙などを使ったオブジェを出品する。「身近にあるものの形から、自分なりに想像して物語を膨らませている」と降旗さん。「オーロラハウス」「昨日のおはなし」「ご近所づきあい」などユニークな名前が付いた、手のひらサイズの作品が並ぶ。

 ヒンメリを制作する「etelä(エテラ)」は、つり下げるタイプのほかに、ドライフラワーと一緒にボトルに入れた「ヒンメリジャム」と、自分で作れる「ヒンメリキット」を用意。「プレゼントや自分への贈り物にできればと思って作った」。麦わらは県内産で、主に四賀のものを使っている。「細くて繊細な線が出る」

 イベント出店などを中心に活動する「rento(レント)」は、安曇野で天然素材の生地を用いてバックや小物を制作している。今回は、カフェでの展示に合わせて、キッチン周りのものをメインに出品。優しい色合いのコースターやクロス、テーブルマットなど約50点を展示する。

 昨年9月にオープンした同店。「開店後に知り合った作り手の方との出会いを形にしたい」と店主の武田健さん・千春さん夫妻が企画した。千春さんは「お客さんとして来てくれていた降旗さんの作品を見て、合うと思って2人に声を掛けた。こうして3人の作品が並ぶと感無量の思い」と笑顔を見せる。

 作品は全て販売する。オブジェ=2,500円~、ヒンメリ=700円~、ヒンメリジャム=1,300円、おやつマット=1,800円、オーブンミトン=3,500円など。営業時間は12時~20時。入場無料だが喫茶利用が必要。木曜定休。11月30日まで。

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