松本・上土の「ピカデリーホール」向かいに6月28日、ダイナー「The Source(ソース)」(松本市大手4、TEL 0263-75-7896)がオープンした。
週替わりランチの「スパゲティミートソース」「バターチキンカレー」
店舗面積は約25坪、席数はテーブルとカウンター合わせて20席。生花店だった建物をリノベーションした店内は、タイルや木材をバランスよく使い雰囲気のある空間に。奥には庭や、地下室へ通じる階段もある。「他にはない物件だと思って決めた」とオーナーシェフの安達真さん。
メニューは、前菜、サラダ、パスタなどを用意。メーンは、「ポークソテー」(2,000円)や「パウンドステーキ(450グラム)」(3,000円)などボリュームのあるメニューを提供する。「お酒を飲みながら、前菜、サラダ、パスタ、メーンとゆっくり楽しんでもらえれば」。ランチタイムには、サラダとドリンク付きのセットメニュー(1,000円)2種類を展開。「バターチキンカレー」「スパゲティミートソース」などを週替わりで提供するほか、日曜日のみ10食限定の「オムライス」(1,200円)も。
アルコールはアメリカのものを中心にセレクトする。「ミラー」(500円)、「ブルックリンラガー」(750円)などのビールや「ロバートモンダヴィツインオークス(白・赤)」(3,000円)などのボトルワイン、季節の果物を使ったサングリアも。今後はビールやハードサイダーを充実させるという。
安達さんは塩尻市出身。大学進学で上京して飲食業に興味を持ち、卒業後は渡米してニューヨークのカフェで3年半働いた。帰国後は、「D&DEPARTMENT TOKYO」(東京都世田谷区)に勤務するが、再び3カ月ほどニューヨークへ。その後、東京で飲食店_2店を経て同店に戻り、料理長を務めた。2012年にUターンして松本市のホテル「ブエナビスタ」に。「地元に戻ってきて、3年くらいで店を出せたらと思っていたが、昨年夏にこの場所と出合った」ことから予定より少し早い独立開業となった。
店名には「人と人がつながる場所、情報発信する場所、食は人間の根源となる部分」などさまざまな「源」という意味を込めた。「もちろん、調味料のソースの意味も掛けている」と安達さん。「ソースのバリエーションも増やして、より多くの人に楽しんでもらえれば」と笑顔を見せる。
営業時間は11時30分~14時、18時~21時(日曜のみ17時まで通し営業、いずれもラストオーダー)。木曜定休。