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松本山雅、J1初挑戦となるシーズンの体制発表-トップ15目指し、ACLも視野に

会場を緑に染めるサポーターたち

会場を緑に染めるサポーターたち

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 松本山雅F.C.が1月25日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)でシーズン新体制発表会を開き、J1初挑戦となる今季のスローガンや新ユニホームを披露し、反町康治監督やコーチ陣と全33選手が意気込みを語った。

新ユニホームのお披露目も

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 2月1日から新社長に就任する神田文之取締役管理本部長は、「地域に永続するクラブを目指す」とあいさつするも、1500人のサポーターを前に緊張したのか、急に黙ってしまい「ちょっと(せりふが)飛びました…」というハプニングも。サポーターからの大きな拍手と声援に「人づくり、街づくり、未来づくりを発信続けるクラブでありたい」とし、最後は「歌います」と「山雅が好きだから」のチャントを熱唱。サポーターもそれに続いた。

 今シーズンのスローガンは「One Soul~走破!その先を目指して~」。クラブ創設50周年を迎え、初のJ1という舞台で心を一つに、足を止めずに走り抜く同クラブのスタイルを貫くという意味を込めたという。

 選手は、大歓声の中を1人ずつ入場し、壇上に上がると先に入場した選手がハイタッチで迎えた。反町監督は「厳しい大変な戦いだが、日本のトップ15に入りたい」と今シーズンの目標を掲げた。柴田峡コーチからはそれを受けて、「ACLを目標に」という言葉も。選手を代表して鐡戸裕史選手が「たくさんの人が関わってきて今の山雅がある。特別なシーズンだし、特別なシーズンにしなければならないと思う」とあいさつした後、選手満場一致で選手会長を村山智彦選手に決めたことを発表した。

 新加入は15人。「山雅の勝利に貢献できるように頑張る」(後藤圭太選手)、「素晴らしいサポーターの前で一つでも多くのゴールを」(池元友樹選手)、「いろいろな覚悟を持って来た。山雅のために戦う」(坂井達弥選手)。「サッカー人生の集大成にしたいという気持ちでやってきた」(阿部吉朗選手)など、それぞれの思いを語った。

 チームは今後、静岡などでキャンプを行い、3月7日に豊田スタジアム(愛知県豊田市)で名古屋グランパスと開幕戦を行う。

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