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安曇野で「安曇野風景作品展」-デジタルアート、山頭火の句とコラボ

「安曇野の魅力が伝われば」と古川さん

「安曇野の魅力が伝われば」と古川さん

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 安曇野のフランス郷土料理とガレットの店「ブレ・ノワール」に併設する「ギャラリーレクラン」(安曇野市穂高有明、TEL 0263-31-6969)で現在、「安曇野風景作品展 安曇野・情景の宝石箱~山頭火の俳句とともに~」が開かれている。

木彫調に仕上げた作品も

 安曇野在住のデジタルアート作家・古川富章さんの作品を、俳人・種田山頭火の句と合わせて展示する。作品は、木立や水辺、季節の花々など古川さん自身が撮影した安曇野の自然風景の写真をグラフィックソフトで加工したもの。水彩画や油絵、木彫調など多彩なテイストの作品約50点が並ぶ。

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 2000点以上ある作品のうち、山頭火の句に合わせて選んだ100点の中から、さらに厳選して出品。「山頭火はその瞬間の思いをそのままに、たくさん詠(よ)む。多作なところが自分と近いように感じる」と古川さん。「山頭火の雰囲気に合う」と、木彫調にも初めて取り組んだ。

 古川さんは4年前に東京から安曇野に移住。穂高でアトリエ兼ギャラリー「天満沢アートラボ」を運営しながら創作活動を行っている。「日常生活の中に美しさが潜んでいる。住んでいるから撮れるものがある」。ポケットの中にデジタルカメラを入れて出掛け、気になった場所で撮った写真の中から良いと思えるものを作品に仕上げるという。

 「観光客が多い時期なので、『これはどこか?』と興味を持ってくれればうれしい。撮影場所も近くなので案内することもできる(笑)」と古川さん。「地元の人にとっても、安曇野の素晴らしさを再認識する機会になれば」とも。

 営業時間は10時30分~16時30分(土曜・日曜は17時30分まで)。会期中無休。8月18日まで。11日~18日は古川さんが在廊を予定する。