松本の古道具店が「ストックオープン」-倉庫を開放、定期開催

1月26日に行われた初回の様子

1月26日に行われた初回の様子

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 松本・城東の「古道具 燕(つばくろ)」(松本市城東1、TEL 0263-88-2177)が4月27日、倉庫を開放する「ZUBAKURO STOCK OPEN(ツバクロ ストック オープン)」を旧四賀村の同店倉庫(会田)で開催する。

「古道具に慣れている人がワクワクする」アイテムも

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 2010年にオープンした同店は、机、スツールなどの家具や、時計、箱物、食器、ガラス瓶など、さまざまな古道具を扱う。昨年11月ごろ、倉庫を借りて大型の商品を置くことに。「店頭のスペースには、棚やソファなどの家具類を多くは置けない。いくつかある中から選べる状態で見てもらう方法はないかと考えていた」と店主の北谷英章さん。今年1月から、毎月最終日曜に倉庫を開放することにした。

 120坪を越えるスペースには、家具類や建具類を中心にさまざまなものが並ぶ。何に使われていたのか分からないものも多数あるという。「リペアが必須のもの、使い道が謎というものもたくさんある。古道具に慣れている人向き(笑)」と北谷さん。「そう聞いてワクワクする人は、いろいろ探すことができて楽しいと思う」。商品は手を入れる前の状態のため、店頭よりも2~3割安い価格で販売する。

 当日は、郷土玩具を扱う夢の会社(グループ)「ごっこ社」の相澤和典さんが「小さな画材市」を開催。「画材、額縁をはじめ、相澤さんならではのアイテムが並ぶと思う」(北谷さん)。現在店内改装のため休業中のカフェ「something tender(サムシングテンダー)」(大手4)が、無料カフェスタンドを出店する。

 「いらなくなったものが必要な人に届くという良い循環がもっと広がれば。古いものが好きな人に向けた情報発信ができれば面白い」と北谷さん。「のんびり穏やかな雰囲気になると思うので、ドライブがてら足を運んでもらえれば」とも。

 開催時間は11時~17時。今後も毎月最終日曜と奇数月の最終水曜に行う予定(来月は最終水曜のみ)。詳細はホームページで確認できる。

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