松本のアルプス公園(松本市蟻ヶ崎)にある森の入り口休憩所に4月の週末限定で、「うららカフェ」がオープンしている。
出店するのは焼き菓子専門店「松本マフィン」(埋橋1)、「マクロビオティックキッチン gen」(中央4)、パン店「fiddle(フィドル)」(北深志1)。パンや菓子、弁当、ドリンクなどを販売する。「ようやくやってきた春の訪れを感じながら、カフェで一休みしてもらえれば」と「松本マフィン」店主の植垣健太郎さん。
平日は店舗、週末は主に移動販売を行う植垣さん。同園でも2009年から3年ほど移動店舗を出していた。同園東口近くにある森の入り口休憩所は、来園者が集中する広場を少し離れた場所にある。「(来園者に)気付かれないことも多く、もったいないと思っていた」と植垣さん。「せっかくなので活用できれば」と同園を管理するTOYBOXに提案したという。
13日は、時折冷たい風が吹いたが天候にも恵まれ多くの人が訪れた。ウッドデッキには3店のフードや温かいドリンクが並んだ。「市街地の桜が散り始めるころに、こちらはちょうど見頃になる」と植垣さん。「ぜひ多くの人に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は10時~16時。4月の土曜・日曜と、29日・30日に開く。問い合わせは同園サービスセンター(TEL 0263-34-5640)へ。