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松本・あがたの森公園近くの焼き菓子店「松本マフィン」が念願の路面店

白を基調にした明るい店内

白を基調にした明るい店内

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 松本・あがたの森公園近くの秀峰学校前交差点の角に、焼き菓子専門店「松本マフィン」(松本市埋橋1、TEL 0263-36-9543)が9月15日、拡張オープンした。

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 同店は2009年春に開業。ビルの2階で焼き菓子を製造、土日を中心にワゴン車で移動販売を行ってきた。当初は移動販売のみだったが、利用客からの要望があり1.5畳ほどのスペースで販売も行うように。「いずれは店頭販売も行いたいと思いながら、いざ開業すると忙しくなってしまって…。でも、ずっと1階で販売ができればと思っていた」と同店の植垣健太郎さん・洋(ひろみ)さん夫妻。今年春ごろにビルのオーナーに申し入れ、1階部分を借り少しずつ改装を進めてきた。

 10数年前までは米穀店とたこ焼き店だった4畳半のスペースを、以前からあるものを再利用しながら、ムク材の木目を生かしたすっきりと明るい雰囲気に。「これまでは狭いスペースだし、階段も暗くて急だったので、(お客さんが)上がって入ってくるのは構えちゃう気もしていた」と洋さん。「1階になって、通りすがりの人でも気軽に入ってきてくれるようになった」と笑顔を見せる。

 商品はマフィン(150円~)、クッキー(100円~)、パウンドケーキ(380円)などの焼き菓子が中心。常時30種類ほどの商品が並ぶ。小麦粉や卵、季節の果物など材料は地元の素材を取り入れている。「信州は素材が豊富なので、ついつい新しいものを作ってしまう。定番は20~30種類くらい。1回だけの『超限定』になってしまったものもある(笑)」と健太郎さん。これまでに作った商品は200種類を超えるという。

 付近に学校が多いこともあり、拡張オープン後は帰宅途中の高校生の来店や、保護者会用の茶話菓子の注文など客層が広がった。「うちの商品は1個からでも気軽に買える『おやつ』。上等なお菓子ではないが、お使い物にしても相手に気を遣わせないような感じのものだと思う」と健太郎さん。「身近で、気負わず寄れる店として長く続けていきたい」とも。

 営業時間は月曜・火曜・木曜・金曜の11時~18時30分。水曜定休。土曜・日曜・祝日は主に移動販売のため休み。スケジュールはホームページで確認できる。

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