松本・中央2丁目交差点角の立ち飲み店「KADOKKO」（松本市中央2）に今月、コーヒースタンド「stand cafe みやちか珈琲」がオープンした。

ハンドドリップで提供する6種類のコーヒー

　店の窓越しから注文し、立ち飲みスタイルで利用できる。持ち帰りも可能。コーヒー焙煎（ばいせん）店「みやちか珈琲」（旭1）の店主・赤羽博文さんが「松本の朝を盛り上げ、新しいカフェ文化を広めたい」と、知人の紹介で「KADOKKO」を間借りして始めた。週に2日、昼過ぎまでオープンする。

　コーヒーは、オリジナルの「みやちかブレンド」「あんブレンド」や、ストレート銘柄の「マンデリン ブルータック」「ケニア AA TOP カンゴチョ」など6種類（各350円）。注文を受けてから豆を挽き、ハンドドリップで入れる。すぐに提供できるようにハンドドリップで入れてポットで用意する「本日のサービスコーヒー」（250円）も。コーヒー豆の販売も行う。

　建築家として住宅や店舗の設計を手掛ける赤羽さんがコーヒーの魅力にはまり、自らの事務所内で自家焙煎したコーヒー豆を扱うようになったのは2年ほど前。「高品質なコーヒーを気軽に楽しめる流れが作れたら」と話す。「朝の通勤途中、買い物や散歩がてらに立ち寄ってほしい」とも。

　営業時間は火曜・日曜の7時30分～12時30分。