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松本のギャラリーカフェで「招き猫展」-張り子などさまざまな作品130点

「画賊」前田さんの作品(写真左)と中田さんの作品

「画賊」前田さんの作品(写真左)と中田さんの作品

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 松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、企画展「招き猫展」が開催されている。

表情豊かな猫は花塚さんの作品

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 「招き猫」をテーマにした作品約130点を展示。張り子や陶製、木製の置物をはじめ、オブジェやアクセサリー、エコバックなどが並ぶ。出展はごっこ社(相澤和典さん、小口緑子さん、金井三和さん、野村剛さん)、陶芸家・花塚哲男さん、画家・小沢夏美さん、画家・山崎美帆さん、初出展となる芸術集団「画賊」の中田いくみさん、前田ビバリーさん。

 中田さんは埼玉県在住。ふさふさの毛が特徴の招き猫は、赤・白・青と鮮やかな色合い。毛に隠れている顔も一つずつ丁寧に描いている。前田さんは東京都在住。張り子人形作家・荒井良さんの下で学び、勅使河原型張り子や地元である長崎県の鯨の潮吹き善蔵型の復元も行っている。今回は招き猫や鳥の張り子のほか、作品を描いた絵画も出品する。

 小沢さんは定番の猫の顔のブローチに手を付けた「招き猫」バージョンを制作。エコバックにはカラフルな糸で刺しゅうを施した。「手のところにはビーズを付け、『光』をイメージした」と小沢さん。「『招き猫』というお題をもらって、普段、なかなか作らないようなものができて楽しかった」と話す。

 昨年は年明けに「ごっこ社の縁起物展」を開催した同店。「正月らしくて好評だったので、『来年はどうしようか』と話す中、『招き猫』が浮かんだ」と同店オーナーの熊谷俊行さん・幸枝さん。2人とも猫好きだが、「猫だとテーマとしては広すぎて、これまで企画してこなかったが、招き猫なら」と決めて作家に声を掛けた。「『画賊』のお2人は相澤さんに紹介していただいた。直接面識はなかったが、相澤さんなら間違いないと思って(笑)」(幸枝さん)。「いろいろな『招き猫』が集まったので、ぜひ足を運んでもらえれば」(俊行さん)

 作品は全て販売する。価格は、張り子の招き猫=1,890円~、毛がふさふさの招き猫=1,890円~、招き猫バック=3,200円、たまのぽち袋=300円など。営業時間は11時~20時。火曜と第1・第3月曜定休。1月26日まで。

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