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安曇野に自然素材作品と古道具の店-4児を育てる造形作家が開店

落ち着いた雰囲気の店内

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 安曇野・有明に自然素材を使った作品や古道具を扱う「kokageya」(安曇野市穂高有明、TEL 0263-83-2723)がオープンして1カ月が過ぎた。

静かな住宅街の中にたたずむ店舗外観

 店舗面積は約6坪。店主の荒良木つつじさん(32)は阿智村出身の造形作家。自身が制作する自然素材を使ったリースやオブジェ、同村で活動する友人夫妻が営む「カタチ製作所」の陶器製ランプシェードや花器のほか、古道具なども扱う。内装のほとんどは、荒良木さんが夫と手作業で作り上げた。「お互いに作ることが好きなので、自分たちでできることはなるべくやりたかった」。古いものも好きで、カウンターテーブルはドア枠の裏にベニヤを貼って塗装し直したものを使用している。

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 オープンと同時に開催した「草色のリース展」では、自然素材を使ったさまざまなリースを制作し展示した。「買うものもあるが、ツタや木の実などは採取しに行き、自分でドライフラワーにする。安曇野の山には素材が豊富。豪華なものではなく、身近にある素材で作ることを大切にしている」と荒良木さん。「雑草でも工夫することで素晴らしいインテリアになる。お客さまに『アイデアだね』『こういう風に使えばいいのね』と言ってもらえることが多く、とてもうれしい」

 荒良木さんはバンタンデザイン研究所インテリア学部に特待生で入学。卒業後はフジテレビ美術部の京花園に入社し、4年間にわたりさまざまな番組の生花装飾を手掛けてきた。その後、オリエンタルランド(千葉県)でディズニーランド・ディズニーシー内の装飾を2年間担当。結婚・妊娠を機に退社し、松本に移住して長男を、2年後に三つ子の姉妹を出産した。

 昨年、安曇野に自宅を建てることになり、店舗兼工房として同店を併設した。「小さい子どもが4人いたら外には働きに出られないので、家で働くことにした。自分ができることを生かせたらと思って」と荒良木さん。「手軽にもの作りを楽しんでもらいたいので、今後はワークショップも開きたい。地域の方々にも喜んでもらえるような企画ができれば」とも。

 営業時間は11時~16時ごろ。土曜・日曜・月曜・祝日定休(第1日曜は営業)。

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