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「不惑の男」4人が写真展「周辺視野」-松本・梓川のカフェで

(写真左から)VALOKAKUさん、アズミノペンギンドーさん、bikegonさん、安曇野時間さんの作品

(写真左から)VALOKAKUさん、アズミノペンギンドーさん、bikegonさん、安曇野時間さんの作品

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 松本・梓川のカフェ「VALO(バロ)」(松本市梓川倭、TEL 0263-78-1986)で現在、写真展「周辺視野」が開催されている。

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 同展には、安曇野市在住で同店の常連でもあるbikegonさん、アズミノペンギンドーさん、安曇野時間さんと同店店主の水野覚さんがVALOKAKUとして参加。「カフェに集う不惑の40代、大人の男たちの写真展」と題し、それぞれ4枚のパネル作品を展示する。「アマチュアカメラマン、趣味としてのカメラ、大の写真好きなど…とにかく写真に対してそれぞれ思い入れがある4人」と水野さんは話す。

 展示のタイトルには、「カメラのレンズを透かして写し出す限られた世界」という意味が込められている。「目に見えているものはほんの一部で、見えていない部分の方が多い。写し出された一部分から、周りが思い浮かぶような、風景が広がるような写真を撮りたいという思いがある」と水野さん。テーマから各自が撮影した写真は4者4様。bikegonさんは少しあせたような落ち着いた色味で表現した写真、安曇野時間さんは空や山々を含めた田園風景、アズミノペンギンドーさんは正方形の写真24枚をコラージュ、水野さんは店内や空などテーマごとに数点の写真を組み合わせた。

 パネルのほかに、フォトブックやシールなどのグッズなどもそれぞれ展示。スマートフォン写真共有アプリ「Instagram(インスタグラム)」やインスタントカメラ「チェキ」なども使うアズミノペンギンドーさんは「写真を気軽に楽しめるツールがたくさんあるので、同世代の人も臆せずに(笑)、いろいろ使ってほしい」と話す。

 同店の3周年を記念して何かしようと考えたのが同展のきっかけになった。4人は「梓川リコークラブ」のメンバーでもあるという。「カメラに詳しくないけど写真が好きな人が入れるクラブ(笑)。ちょっと大人になって、余裕を持って遊べる場が増えたかな」(水野さん)。

 「3周年からは少し遅れてしまったが…こうして並べてみると4人の個性が分かって面白い」と水野さん。「お客さまとのつながりがあってこそできた企画。今後もこのような場をつくることができれば」と話す。

 営業時間は11時30分~19時。木曜定休。入場無料。3月31日まで。

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