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松本のギャラリーで「とっとりの手仕事展」-鳥取の地域性、器や食品で紹介

中央のテーブルには4窯の作品が並ぶ

中央のテーブルには4窯の作品が並ぶ

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 松本のカフェギャラリー「LABORATORIO(ラボラトリオ)」(松本市大手1、TEL 0263-36-8217)で現在、企画展「とっとりの手仕事展」が開催されている。

郷土玩具の木彫り十二支

 鳥取で制作されている陶器やかすり、竹細工、和紙、郷土玩具などを展示する同展。器は福光焼、延興寺窯、中井窯、牧谷窯の4窯のものを大きなテーブルに一堂に並べる。緑・黒・白の独特な色合いを組み合わせる中井窯、モノトーンの色味と深く削り出した高台が特徴の福光焼、用の美を重視したシンプルな形の延興寺窯などそれぞれの個性が際立つ。牧谷窯は異なる色の土を練り込んで作る、独特の模様が目を引く。

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 愛嬌(あいきょう)ある表情の木彫り十二支は、挽(ひき)物細工で作って彩色したもの。箱の文字も手書きで、素朴な温かみが増している。ほかに、因州和紙の便せんや懐紙、弓浜絣(ゆみはまがすり)のコースターや小物なども並ぶ。

 鳥取で親しまれている食品も合わせて展示する。「地域性を紹介するのに食べ物の存在は大きい」と店主の井藤万紀子さん。約400年の歴史があるという「瑞穂生姜」を使った「しょうがのコンフィチュール」(630円)やお米とショウガを使った伝統的なお菓子「おいり」(315円)、健康茶として親しまれている「浜茶」(525円)などを用意する。

 同ギャラリーで地域のものを集めた企画展は初めて。「地域で作られているものを、地域性と一緒に紹介したいと思っていた」と井藤さん。今回、山陰地方の民芸に着目し、実際に足を運んだ。「鳥取には県に民芸を担当している人がいて、一緒に回ってくれた。4つの窯も実際に見て話を聞くことができた」

 毎月第3日曜に行っているマルシェでも鳥取の食材をピックアップし、干物や梨、野菜などが並ぶ予定だという。「一つ一つのものに地域性が表れていると思う。鳥取をあまり知らないという人もぜひ」と井藤さん。

 作品は全て販売も行う。コースター=840円~、小皿=1,260円~、湯のみ=2,310円~。営業時間は11時~18時。9月24日まで。16日のマルシェは11時~15時。

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