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松本で10回目の「クラフトピクニック」-大人も子どもも「ものづくり」楽しむ

天候にも恵まれた「クラフトピクニック」

天候にも恵まれた「クラフトピクニック」

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 実演やワークショップなどでクラフトと触れ合うイベント「クラフトピクニック」が10月15日・16日、松本・あがたの森公園(松本市県3)で開催された。主催はNPO法人松本クラフト推進協会。

目を輝かせてワークショップに取り組む子どもたち

 今年で10回目となる同イベント。木工、染織、陶磁器、金属、ガラスなどのクラフト部門と食品部門を合わせた約90組がワークショップや実演をメーンに出展。芝生の広場を囲むようにテントが並び、その中央では敷物を広げて「ピクニック」を楽しむ人たちの姿も多く見られた。

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 富士見町でガラス工房「MELLOW GLASS」を構えるタナカユミさんは、昨年に続き2回目の参加。ガラスのオブジェを作るワークショップを行った。粘土で好みの形にしたものをタナカさんが工房に持ち帰り、石こうで型を取ってガラスを流し込んで固め、完成したものを郵送する。「ガラス作品の野外でのワークショップはなかなか難しいが、自分で作品を作りながら『これならワークショップでも楽しめる』と思った」とタナカさん。「自分で作るものとは違う形になるので、見ている方も勉強になる」と話す。

 今年は招待出展として松本の伝統工芸「みすず細工」のブースも。市が本年度からスタートした「みすず細工技術者育成プロジェクト」のメンバーを招き、実演を行った。作り手と使い手のコミュニケーションの橋渡しとして企画した「ピクニックガイドツアー」も両日2回開催。各回、参加者5~6人がガイド役のスタッフと共に、手仕事の様子を見たり質問したりしながら会場を回った。

 「ものを使う人と作る人が出会い、ものづくりの過程を楽しむ」ことが目的の同イベント。5月に行われる「クラフトフェア」とは異なり、出展者は県内が中心で、実演やワークショップを行うことを参加条件としている。「子どもの目が輝き、大人のまなざしが真剣になる。来場者と作家とのコミュニケーションが深まる。作家同士も他のブースを見ることで感じるものがたくさんある…というとちょっと堅いが、単純に気持ちのいい秋空、紅葉、芝生という自然の中で、ものづくりを楽しめるのはすてきなこと」と実行委員長の倉澤聡さん。「地元から少しずつ広がり、出展者の工夫などもあって年々面白さが増していると思う。今後も『ピクニックらしさ』をうまく出しながら続けていきたい」とも。

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