
長野県産のワインを楽しむイベント「信州ワインサミットin松本2025」が現在、花時計公園(松本市中央2)で開催されている。
開催は9回目。園内には約700席を設ける。県内の約70カ所のワイナリー、ビンヤード(ブドウ園)が参加し、自家醸造のワイン約170銘柄を提供。今回初の試みとして、日替わりで提供するワインも用意する。実行委員長の綱野合亜人さんは「数量限定でしか出せないものも楽しんでもらえれば」と話す。
ワインは購入時にグラス代金を預かり、グラス返却時に代金を返すデポジット制。会場内は「白 軽め」「白 重め」「赤 軽め」「赤 重め」「泡」の5ブースで構成し、ソムリエが常駐する。価格は、60ミリリットル=350円~4,550円、120ミリリットル=600円~8,600円、ボトル=2,600円~3万7,500円。
フード類は市内の飲食店を中心に約10ブースが参加し、ソーセージやピザ、たこ焼きや焼きそばのほか、ソフトクリームなどスイーツ類も販売する。安曇野や白馬にある3つのクラフトビール醸造所も出店。綱野さんは「他のお酒と比べると、ワインはまだまだ気軽さが足りないと思っている。選択肢の一つとして選んでもらえるシーンを増やすきっかけになれば」と話す。
開催時間は17時~21時(土曜・日曜は11時から)。7月1日まで。