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松本に焼き鳥店「とり誠」 職人歴20年の店主、家族連れも食事楽しんで

明るい雰囲気の店内。「焼き鳥=居酒屋というイメージが強いが、食事も楽しめる店として定着していければ」と店主の横内さん

明るい雰囲気の店内。「焼き鳥=居酒屋というイメージが強いが、食事も楽しめる店として定着していければ」と店主の横内さん

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 焼き鳥店「とり誠」(松本市島内、TEL 0263-88-3755)が西友島内店の近くにオープンして1カ月が過ぎた。

炭火で焼き上げる焼き鳥

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 以前、和食店だった店舗を居抜きで使う。壁の焼き鳥メニューは、店主の横内誠司さんが「焼き鳥店らしくしたい」と、習字を教えていた義母に頼み書いてもらったという。席数はカウンター席とテーブル席合わせて34席。

 炭火で焼き上げる焼き鳥は10種類。地元の養鶏場から仕入れる「親どりもも」(380円)をはじめ、信州福味鶏を使った「ねぎま」「せせり」「つくね」(以上400円)や「砂ぎも」「とりハツ」(以上390円)などがある。野菜の串焼きや「ささみフライ」(以上390円)などの串揚げも用意する。横内さんは「親鶏はしっかりとした肉質、福味鶏は甘みが強くてジューシーな味わい。今後、牛や豚の串メニューも出していきたい」と話す。

 「揚げ出し豆腐」(380円)や「だし巻き卵」(400円)などの一品料理や、「焼きおにぎり」(500円)や「焼き鳥丼」(600円)などのご飯ものもある。アルコールは、ビールやハイボール、ジンのほか、季節ごとに合わせた日本酒を用意する。

 松本市出身の横内さんは、20代前半から市内の焼き鳥店で勤務し、20年以上腕を磨いてきた。「飲食業に携わる先輩たちが独立するのを見て、自分もやってみたいという思いが5年ほど前から徐々に強くなっていった」と横内さん。昨年末に退職し、開業に向け物件を探し始めた。

 当初、居酒屋の多い市街地から離れた場所に焼き鳥店を構えることが不安だったというが、オープン後は、家族連れが多く来店。横内さんは「焼き鳥=居酒屋というイメージが強いが、食事も楽しめる店として定着していければ。地域の人に気軽に立ち寄ってほしい」と話す。

 営業時間は17時30分~21時30分(ラストオーダー)。月曜定休。

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