上諏訪で酒蔵めぐりの「呑みあるき」-松本からも臨時列車運行

酒蔵前には試飲のひとだかり(2008年秋の様子)

酒蔵前には試飲のひとだかり(2008年秋の様子)

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 諏訪市の上諏訪駅近くにある5軒の酒蔵を巡るイベント「上諏訪街道 春の呑みあるき」が3月21日に行われる。当日は松本駅から臨時列車「ほろ酔い上諏訪街道号」が運行される。

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 同イベントは1999年から諏訪の商店街活性化を目的に始まり、2002年より春・秋と年2回開催され、今回が18回目となる。昨年の秋には約1,900人が諏訪の地酒を楽しんだ。

 「呑みあるき」で巡る酒蔵は「舞姫」「麗人」「本金」「横笛」「真澄」の5軒。上諏訪駅近くの甲州街道(国道20号)沿いにあり、共に霧ヶ峰の伏流水を使って仕込む酒蔵で、昨年には酒都(しゅと)・諏訪をアピールするために、グループ「諏訪五蔵」を結成。各種のイベントに試飲などで出展している。このほか共同でエコバックの製作や、水源でもある霧ヶ峰のゴミ拾い活動など、自然保護意識を高める啓発活動も行っている。

 当日、上諏訪駅などで販売される「呑みあるき」パスポート(2,000円 おちょこ付き)を購入することで、15時から19時まで各酒蔵での試飲が可能になる。周辺には屋台なども出店し、酒蔵を巡る「呑みあるき」の間も楽しむことができるよう工夫を施した。このほかイベント前の13時からは、会場周辺で「諏訪五蔵寄席」の落語や、地元の素材を使った「おつまみレシピ教室」なども開く。

 松本からの臨時列車は上諏訪駅長からの申し出により運行を始め、昨年秋に続き2回目。松本駅13時54分発、14時30分に上諏訪駅到着。通常往復1,140円のところ、往復の乗車券と同パスポートがセットになったチケット(2,800円)を松本駅で販売するほか、長野、篠ノ井、豊科、塩尻発のチケットも用意する。

 イベントの詳細や松本以外の駅からのチケット料金などは、ホームページで確認できる。

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