貝料理専門店「貝鮮屋台シジミ屋」(松本市中央1、TEL 0263-34-4438)が10月29日、松本駅北側、ホテルニューステーション並びにオープンした。
同店は市内で居酒屋「ゴールデン酒場おさけや」、沖縄料理「かりゆし」(共に中央1)などを運営するニューコンセプトリゾート(島内)の新規店舗。店内はカウンター8席、小上がり8席の「屋台」をイメージした作りになっている。
「松本にはなかなか貝をメーンに食べさせる店がなかった」と話す店長の赤羽久典さん。「今のおすすめ」は旬のカキ。気仙沼産を使い、「生ガキ」のほかバーナーであぶった「炙りガキ」や定番の「カキフライ」、おろしポン酢で食べる「ゆでガキ」などさまざまな楽しみ方ができる。
メニューは浜焼きの「カキ」(450円)、「サザエ」(700円)、「ハマグリ」(150円)や、「アサリの酒蒸し」(500円)、日替わりの「クラムチャウダー」(500円)など店名の通り貝が中心。このほか元板前の店長がアワビや赤貝、ミル貝などの刺身や握りすしも提供する。
開店時間から終電のころまでは仕事帰りのサラリーマンなど「ぱぱっと食べて帰っていく方」が多く、深夜の2時、3時過ぎに飲み帰りに寄る人で再びにぎわうという。「飲んだ後には宍道湖産大和シジミを使った『シジミ汁』が肝臓にやさしくておすすめ」と赤羽さん。「今はまだメニューは少ないが、洋風のものや貝以外の料理も増やしていきたい」とも。
営業時間は19時~翌6時。日曜定休。