ホームページ・ウェブ制作のフロント・メディア(松本市中央3)が運営している「松本経済新聞」が10月で創刊1周年を迎え、記念サイトをリリースした。
同サイトは地域に根付いたニュースをネットで配信する媒体「みんなの経済新聞ネットワーク」のひとつ。2000年4月に創刊した「シブヤ経済新聞」から広がったネットワークは、現在、海外を含め47エリアで配信を行っている。
同編集部で「1周年を記念して何かしよう」と話が出たのは9月ごろ。チラシやDMといった案もあったが「せっかくだから、ウェブで」とウェブサイトを作ることに。「1周年を迎えられたのは、取材先が受け入れてくれたからこそ」という編集部の思いと、取材の際に撮影した5,000枚を越える写真を生かすかたちで検討を重ね、今回のリリースとなった。
古原聖史編集長は「最初は『ネタ』があるかどうか心配だったこともあったが、実際に街に出ると、いろいろな人がいて、いろいろなことをやっていることを感じた。ちゃんと歩くとたくさんのものが見えてくる『松本の街』は面白い」と話す。「過ぎてしまえばあっという間」と1年を振り返りながらも、「でも、まだまだこれから。1年1年を積み重ねて、『松本の街』を伝えていきたい」と意欲を見せる。