松本・四柱神社(松本市大手3)の参集殿で8月20日、「古今亭菊生の落語百夜・番外編~古今亭による古今亭な夜~」が開催される。
2003年から、菊生さんが隔月で開催している同落語会。盆と正月の時期には、スペシャル企画を開催している。今回は古今亭志ん橋さんを迎えての二人会で、「真相究明 これが本当の志ん生だ!」と題した特別対談も。「志ん橋さんが語る志ん生さんを聞けるのが楽しみ。めったにない機会なのでぜひ足を運んでほしい」と同神社の宮司・宮坂信廣さん。
宮坂さんが菊生さんの父・2代目古今亭圓菊さんと知り合い、同神社で落語会を開くようになった。しばらく休止期間があったが、菊生さんが真打ちになったのと、参集殿を建てたタイミングで再開。当初は奇数月だったが、「いろいろと声を掛けていただくようになり、偶数月は『番外編』を開催するようになった。そんなわけで毎月松本に足を運んでいる(笑)」と菊生さん。
客層は幅広く、若い人も多いという。「落語は手拭いと扇子だけのシンプルな話芸。分かりやすさに趣がある」と菊生さん。当日は橘家かな文さんが前座を務める。「20代の若手、40代の私、そして師匠とそれぞれの年代の面白さがある。来てもらえれば、良さがわかるはずなので、初めての人もぜひ」と呼び掛ける。
開場=18時、開演=18時30分。チケット=3,000円、当日=3,500円(キャンセル待ち)。問い合わせは社務所(TEL 0263-32-1936)まで。