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台風19号で松本に初の「大雨特別警報」 被害大きい県内各地へ支援呼び掛け

10月12日16時ごろの女鳥羽川の様子(都市計画家・倉澤聡さん提供)

10月12日16時ごろの女鳥羽川の様子(都市計画家・倉澤聡さん提供)

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 長野県内は、大型で非常に強い台風19号の被害を受けた。

 松本地方は10月12日夕方から夜間にかけて大雨となり、松本市や安曇野市などには2013(平成25)年の運用開始以来初めて「大雨特別警報(浸水害)」(警戒レベル5相当)が発表された。松本市では市内を流れる女鳥羽川が避難判断水位を超えたため、避難に時間がかかる高齢者などは避難を始めるように呼び掛け、Mウィングや大手公民館などに避難所を設けた。18時をピークに、女鳥羽川の水位は減少。13日13時の段階で、松本市内では人的被害・建物被害は確認されていない。

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 交通機関には引き続き影響が出ている。鉄道は、山梨県の四方津~梁川駅間で線路上に土砂が流入しているため、特急「あずさ」は運休が続いている。特急「しなの」は15日から運行を再開。中央東線、篠ノ井線、大糸線、松本電鉄は通常通り運行している。

 高速道路は、中央道の大月ICー八王子JCT間が通行止めになっているため、松本-新宿間の高速バスは運休が続いている。県内では佐久IC-松井田妙義IC間は現在も通行止め。三才山トンネルは上田市西内で道路が陥没したため通行止めが続いているが、16日16時に復旧を予定している。

 県内では、東部~北部を流れる千曲川が氾濫し、広範囲で浸水した。各地では災害ボランティアセンターを開設、または開設準備中。詳細は「ふれあいネット信州」で確認できる。

 県内の地域や社会のために活動するNPO等公共的活動団体への寄付サイト「長野県みらいベース」では、被災地のボランティア活動や今回被災してしまった公益活動を担う団体を支援する基金を立ち上げ、寄付を呼び掛けている。育児や起業・就労などの情報を発信する「ゆめサポママ@ながの」(長野市)では、長野市と松本市で未使用のタオル、バスタオルや軍手、赤ちゃん用ミルクなど品目を指定して支援物資を募る。松本市では「コワーキングスペースGREAM(グリーム)」(松本市島立)で、16日9時~15時、受け付ける。

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