塩尻・大門商店街にシェアオフィス「mimosa(ミモザ)」(塩尻市大門一番町、TEL 0263-52-3211)が4月16日にオープンし、オープニングイベントとして「ライトニングトーク大会」が行われた。
以前はスポーツ用品店だった店舗で、空き店舗となってからは選挙事務所などに使われていたという物件を昨秋から改装。壁塗りワークショップなどを行いながら、リノベーションした。「まちづくりの一環として、補助金などに頼らずに仲間たちの手で進めてきた」と、運営メンバーの土屋みどりさん。
1・2階はIT、建築、翻訳・通訳、まちづくりなど7つの企業・団体が入居。1階はキッチンも備え、イベントスペースとしての貸し出しにも対応する(1枠2時間、1,000円)。
当日のイベントには、約30人が参加。トーク大会では、1人5分で、現在取り組んでいることや、今後やっていきたいことなどを発表した。松本市から大門へ移住した人や、就労・企業支援に力を入れている人、同市をPRするために塩やワインを使った商品開発に取り組んでいる人などが、幅広い活動を紹介。先週完成したばかりのピザ窯で作ったピザも振る舞われ、終始、和やかな雰囲気で参加者同士が交流を深めた。
「塩尻で働きたい、塩尻を元気にしたいという思いを持った人たちが集まって生まれた場所」と土屋さん。「これからも、さまざまな分野で活動する人同士が出会える場にしてきたい」と話す。