松本駅近く・公園通りに3月1日、居酒屋「松本藩酒場 酒楽」(松本市中央1、TEL 0263-39-3447)が移転オープンした。
席数は1階=14席、2階=約50席。2階は小上がりで、仕切ることで半個室にも対応。伊勢町で営業していた店舗を2月末に閉めて移転した。「以前より広くなった」と店長の江崎隆信さん。経営は市内で飲食店6店舗を展開する「酒楽」(同)。
「信州の食文化を伝えたい」と、郷土料理や地酒を中心に提供。一頭買いの馬肉は、「極上馬刺し盛り合わせ」(1,000円)、「馬ハツ刺し」(780円)、「おたぐり」(480円)など、さまざまな部位が味わえる。「信州珍味三品盛り合わせ」(900円)、「塩丸いかときゅうりの酢の物」(580円)、「殿様納豆と松本一本ねぎ」(390円)や、地粉を使って毎朝打つという「手打ちそば」(700円)も。美ヶ原高原産の鹿肉、信州ハーブ鶏などを使ったメニューも用意する。ほかに、定番料理や日替わりでその日に入荷した魚介を使った海鮮ものも。
日本酒は「大信州」(590円)、「北光」(650円)、「水尾」(690円)など県内各地の酒蔵のものをそろえる。焼酎は「天雪」(580円)、「佐久の花」「どまんなか」(以上590円)などを用意する。
「(前店と比べて)メニューはほぼ変わらないが、郷土料理を充実させた」と江崎さん。「地元の食がかなりそろっている。さまざまな場面で利用してもらえれば」と話す。
営業時間は17時~23時30分(ラストオーダー)。月曜定休(予約があれば対応)。