松本駅前ロータリー南側に5月2日、市内のホテル「ブエナビスタ」（松本市本庄1）のサテライトショップ「PANTERIA（パンテリア）」（深志1、TEL0263-35-1188）がオープンした。毎朝手作りしたホテルメードのパン、ケーキを販売する。

　店舗面積は15坪。入り口横には4席のカウンター席を設け、イートインも可能。パン、ケーキは、同ホテル1階のカフェ「ラ・カフェテラサ」で扱うものが中心。同ホテルが駅から離れているため、地元の人が気軽に訪れやすい駅前での開店となった。

　同店スタッフの白井直美さんは「職人が新鮮な食材をふんだんに使い、手間暇かけて作っている。普段ホテルを訪れることの少ない地元の人に、ホテルならではの味を知ってもらえれば」という。同店では客の声も積極的に取り入れ、商品開発に生かしている。通常のカレーパンより甘くした「焼きカレーパン」（180円）や低価格で甘さをおさえた「ベイクドチーズケーキ」（300円）など、オープン後に客のリクエストで誕生した商品もある。「今までよりお客様との距離が近くなったことで、新しい商品を開発できた。ホテルにもフィードバックさせたい」と白井さん。

　人気が高い商品は「チーズカレーパン」（160円）、「野沢菜パン」（140円）ほかデニッシュなど、ケーキでは「定番のイチゴショートが人気」だという。今後は季節に合わせてあじさいのケーキや夏場にはカップケーキをそろえるほか、同ホテルで人気が高い中国料理「聖紫花」の杏仁豆腐も取り扱う予定。

　営業時間は11時～21時。

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