塩尻市の市民交流センター・えんぱーく(塩尻市大門一番町12)1階に「油そば専門店 麺屋幸介」がオープンして1カ月が過ぎた。
店舗面積は約20坪。席数はテーブルとカウンター合わせて22席。油そばは、スープのないラーメンで、どんぶりの底に入った少量のたれを麺に絡めて食べる。たれとしっかり絡むようにと、製麺所に特注した太めの麺を使う。「温かいうちによくかき混ぜて、まずはたれだけで。それから、酢やラー油を加えて、自分好みの味にしたり、こしょうや唐辛子を入れて変化を付けたりして食べてほしい」とスタッフの佐々木さん。
油そばは「並盛り」が700円。約1.5倍の量の「大盛り」も同額で提供する。2倍の量の「W盛り」(850円)も。トッピングは「味がまろやかになる」という温泉卵(100円)をはじめ、チャーシュー増し(200円)、メンマ増し(100円)、ねぎ増し(50円)。そのほか、「温玉のせチャーシューご飯」(350円)も用意する。
「県内で油そば専門店というのはこれまでなかったと思う」と佐々木さん。上京した際に立ち寄った店で油そばを食べ、地元でも店を出せればと考えたという。「地元では油そばはまだなじみがない人が多いと思う。食べたことある人はあの味と、食べたことない人は新たな味と出会いに来てほしい」と話す。
営業時間は11時~21時。水曜定休。