松本の信州大学近くにラーメン店「怒寸屋(どすんや)」(松本市桐3)がオープンして1カ月半が過ぎた。
席数はカウンターと小上がりで18席。ラーメン店「らあめん寸八(ずんぱち)」の姉妹店で、グループ4店舗目となる。店名は、「怒」の文字を「奴」と「心」で考え、「『奴の心の隙間に刺さるようなラーメンを作りたい』という願いを込めた。怒ってるわけじゃありません(笑)」と代表の堀江勇太さん。
ラーメンは、豚骨と鶏をブレンドしたあっさりめのスープで提供。チャーシュー・メンマ・ネギ・のりが載る「金のらあめん」(630円)、チャーシューを増した「金のチャーシュー麺」(840円)、「金の野菜らあめん」(750円)など。「金のらあめん」にサラダ・トッピングか小サイズのご飯・ソフトドリンク2杯が付く「金セット」(840円)も提供する。それぞれ、味を「あっさり」「こってり」、ニンニクの量を「なし」「ちょっと」「あり」「たくさん」、麺の太さを「細麺」「太麺」から選べる。トッピングは「チャーシュー」「味玉」「野菜」「のり」を全て105円で用意する。
使用する太麺は、平打ちでもちもちとした食感が特徴。「東日本大震災で炊き出しに行った際に作った特製麺」と堀江さん。「早くゆで上がり腹持ちもいいものを、と思って作った。東北の人にも評判がよく、スタッフ内でも『いいね』という声が上がったので新店で使うことにした」
「手羽先揚げ」(2本)や「串カツ」(3本)、「カツ盛り」(タマネギ・レンコン・シイタケ各2個、以上315円)などの居酒屋メニューもそろえる。ソフトドリンクは2杯210円、生ビールは10杯3,150円(1杯420円)で提供する。「大学が近いので、学生にプチ宴会としても使ってもらいたくて」
「今後、週替わりで限定メニューも出していく。ラーメンフリークの人に何度も来てもらえるような店にしたい」と堀江さん。「場所がちょっとわかりづらいが、学生さんだけでなくいろいろな人にお越しいただれば」とも。
営業時間は18時~翌1時。日曜定休。