江戸時代に松本藩で行われていた「鷹狩り」について知るイベント「国宝松本城と鷹狩り」が11月18日、松本城本丸庭園で行われた。
イベントは、昨年に続き2回目で、鷹狩りを通じて城下町の文化を発信することを目的にしている。実演では、諏訪流放鷹術保存会がオオタカやハリスフォークで狩りの技を披露。2人の鷹匠と鷹匠の間を行き来させる「振替(ふりかえ)」や鷹匠の腕から近くの木に飛び移る「渡り」などのほか、事前に選ばれた観覧者による「振替」の体験も行われ、タカの動きに、集まった1800人からは歓声と拍手が上がった。