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櫻井翔さん、松本で映画「神様のカルテ」舞台あいさつ-原作者・夏川さんも

舞台あいさつをする深川栄洋監督

舞台あいさつをする深川栄洋監督

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 松本シネマライツ(松本市高宮中)で7月27日、映画「神様のカルテ」の先行試写会が行われ、主演の櫻井翔さん、深川栄洋監督、原作者の夏川草介さんが舞台あいさつで登壇した。

 2010年度の本屋大賞第2位になった夏川さんの同名小説を映画化した同作品。原作同様、松本を舞台に、「24時間、365日対応」で大勢の患者を抱える病院に勤務する栗原一止(櫻井さん)が、日々の診療・治療に追われながらも、妻・榛名(宮﨑あおいさん)や同僚、患者と触れ合う中で成長していく姿を描く。撮影は昨年秋に市内の病院などで行われ、市民エキストラも多く参加。今月13日には、「松本シネマ」の第2号にも認定された。

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 上映前の舞台あいさつに登場した櫻井さんは「きれいな空気ときれいな景色が詰まっている、キャスト・スタッフが魂を込めて作った作品。自分にとっても20代最後にこの作品に出合ったことが財産になると思う」と振り返った。松本について、「松本でたくさんの時間を過ごした。(6月末の)地震のときも、心配で…。今日、楽屋に『お帰りなさい』と書いてあり、本当に帰ってきたような感じがした」と話した。撮影後、今年4月に夏川さんとの対談のために再訪した際に、駅で同作品のポスターを目にしたことにも触れ、「街中の皆に応援してもらっているような感覚になった」とも。

 対談の前日に初めて同作品を見たという夏川さんは「ユーモアの部分を剥ぎ取り、核になる部分を出してくれた真摯(しんし)な作品」とコメント。深川監督は「(原作の)重みを感じながらの作品作りだった。夏川先生がいなければ生まれなかった作品。だから、映画が面白くても面白くなくても、全て夏川先生の責任(笑)」と話し、隣の櫻井さんから「ひどい」とつっこみが入る一幕も。

 「オフにはどこへ?」という質問に「松本城と旧開智学校、なわて通り、駅前…(主な観光地は)全部行っている(笑)」と櫻井さん。特にお気に入りの場所として旧開智学校を挙げた。そばや山賊焼き、馬肉など地元グルメも堪能したという。

 「映画には夫婦や友情、医者と患者…さまざまな絆が出てくる。一緒に見た人と感想を言い合い、話に花が咲けばうれしい」(櫻井さん)。「これまで経験してきたこと、これから経験することを描いた作品。夜、寝る前に思い起こして、命の尊さや大切な人への思いを考えてもらえれば」(深川監督)。「(松本の)知っている風景がたくさん出てくるので楽しんでほしい」(夏川さん)。

 同作品は8月27日より、シネマライツ、アイシティシネマなどで公開。