松本・四柱神社近くの美容室「Kava」(松本市大手2)は6月24日、姉妹店となるガレット専門店「creperie monkava(クレープリー モンカバ)」(TEL 0263-88-7188)とヘアサロン「KAVALB(カバルブ)」(TEL 0263-88-7688)をオープンした。
場所は共に同店が入るビルの1階。山木克樹オーナー(36)の「外見だけでなく内面も美しく健康的になってほしい」という思いからオープンに至った。
「モンカバ」は、テーブル・カウンター合わせて12席を用意。深い青色の壁とシンプルな家具で落ち着いた雰囲気の同店は、「男性が女性を連れて行きたくなるすてきな場所」「女性がおしゃれをして行きたくなる場所」がコンセプト。
メニューはフランスのブルターニュ地方の郷土料理・ガレットをメーンに提供する。牛ひき肉のラグーとマッシュポテト、グリエールチーズを生地で包み、卵をのせた「アッシ」(1,350円)や、生ハムをバラの花に見立てモッツァレラチーズやアボカドなどをのせた「ローズ」(1,800円)など。クレープメニューも豊富で、「自家製塩バターキャラメルとヴァニラアイスクリーム」(850円)や「赤と白のりんごコンポートとチーズのソース」(950円)などを用意する。ガレットやクレープは、クレープ職人・クレーピエの中島未弥さん(25)が焼く。「薄めの生地にすることで、お酒と一緒に楽しめるボリュームにしている。パリパリとした食感も楽しんでもらえると思う」(中島さん)。
予約限定の「安曇野産有機野菜のバーニャカウダ」(2,500円)は、新鮮な野菜が豪華に盛り付けられ見た目にも鮮やか。ドリンクは、フランスから直輸入する「フランス産有機シードル」(600円)と「無農薬ショウガの自家製ジンジャーエール」が「おすすめ」。「シードルはクセがなくて飲みやすい。アルコール度数も5%なので食前酒としてもいい」。
「モンカバ」からも移動ができる「カバルブ」は、天井から下がる500個の白熱電球やLEDが印象的な店内で、椅子はアンティークを使う。「小さな明かりがたくさん集まるときれい。『今は小さな集団だけど大きくなっていけたら』という願いも込めている」と本田一店長(32)。シャンプーやコンディショナーはイタリアのオーガニックブランド「インフィニストリア」を使う。「環境や体に優しいことはもちろん、ハンディキャップを持った人を雇用して自立を支援しているという方針に賛同したこともあって使っている」。
「『モンカバ』では無農薬野菜や体に優しい食材を食べて内面を、『カバルブ』ではスタイリングで外見を磨き、きれいで健康的になって帰ってもらいたい。どちらも日常を忘れられる店になれれば」と中島さん。
営業時間は、モンカバ=16時~24時、カバルブ=13時~22時(日曜・祝日は10時~19時)。定休日は、モンカバ=第1・第3月曜、カバルブ=水曜と第2・第4木曜。