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松本城で「元気です松本イベント」-4城のゆるキャラ集合、城内ツアーも

4城のゆるキャラが集合したセレモニー

4城のゆるキャラが集合したセレモニー

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 松本城で7月16日・17日、観光PRイベント「元気です松本イベント」が行われ、国宝天守を持つ4城のご当地キャラクターが来城した。

「堅牢!松本城ツアー」の様子

 16日に行われたセレモニーには、姫路城(兵庫県)の「しろまるひめ」、彦根城(滋賀県)の「ひこにゃん」、犬山城(愛知県)の「わん丸君」が駆け付け、松本市の「アルプちゃん」、長野県の「アルクマ」と共に登場した。菅谷昭市長やまつもと市民芸術館の串田和美芸術監督などが「元気な松本に来て元気になってほしい」とあいさつ。最後は甲冑(かっちゅう)武者が「松本城は、大きな地震にも瓦は一枚も落ちず、少しひびが入ったくらいで済んだ」と「堅牢・松本城宣言」を行い、「涼しくて爽やかな信州松本へ」と呼び掛けた。

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 炎天下、ゆるキャラ5体には握手や撮影を求める観光客が絶えず、最後は付き添いのスタッフから「そろそろ限界ですので、休ませてあげてください…」とのお願いも。城内ではほかに、かき氷の振る舞いや野外生け花展、氷彫デモンストレーションなども行われた。

 17日には城の構造を説明しながら案内する「堅牢!松本城ツアー」を開催。「乾小天守(いぬいこてんしゅ)4階」では、実際に壁に入ったひびを見ながら同城研究専門員・後藤芳孝さんが地震のときの状況を説明した。「『4階から6階が揺れているように見えた』と聞いている」と後藤さん。「でも、瓦は一枚も落ちなかった。ひびも、これから詳しく調べることになるが表面の漆喰(しっくい)の部分だけで、塗り直しだけで済むかも」との説明に、約20人の参加者からは感嘆の声が。その後、床下の柱や急な階段などについて解説しながら約1時間、城内を巡った。

 松本地域では、先月23日には上高地で土石流が、30日には最大震度5強を観測した地震が発生。全国各地から被害状況の問い合わせや心配をする声が寄せられたという。これを受けて、松本が元気であることを全国発信するためにイベントを企画。同ツアーは9日・10日に続いての開催で、3日間で150人以上が参加した。

 「松本城の強さの秘密を見てもらいたいと思って企画した」と松本城管理事務所の大石幹也所長。「今後も、深いテーマを決めていろいろな企画をしていきたい。現地の詳しい人にいろいろ説明してもらうことで、これまで知らなかったことを知り、多くを感じてもらえれば」とも。

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