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原発から海を守る人々の姿を描く「祝の島」、中信地域5会場で出前上映会

PRする「コタツだんらんツアー in 信州」実行委員会スタッフ

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 原発建設計画に反対し続ける瀬戸内海の祝島(いわいしま)に暮らす人々を描いたドキュメンタリー映画「祝(ほうり)の島」の出張上映会「コタツだんらんツアー in 信州」が6月13日~17日、中信地域5カ所で開催される。

 同作品は、山口県熊毛郡上関町祝島で、上関原子力発電所建設反対を29年にわたって続ける島民たちに約2年間密着したドキュメンタリー作品。昨年6月に東京と広島で単館ロードショー、それ以降は全国各地100カ所以上で上映会が行われている。昨年11月からは「より多くの人に見てもらう機会を」と、機材を持ち込んでスタッフが出張して上映する「コタツだんらんツアー」もスタートした。

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 「コタツだんらんツアー in 信州」は13日、辰野町からスタート。松本市、安曇野市、池田町、大町市と1日ずつ移動しながら中信地域5カ所で上映会を開催する。全会場、飲食物の持ち込みが可能で、お茶やお菓子のサービスや食事の予約ができる会場も。松本会場の「ホテル玉之湯」(松本市浅間温泉1)では、大浴場の利用もできる(500円)。

 同企画は、先月、富士見町で行われた上映会にメンバーの一人が参加したことがきっかけ。「ぜひもっと多くの人に見てもらいたい」とメンバーを集め、実行委員会を立ち上げた。12人のメンバーは主婦や自営業など仕事もさまざま。「もともと(原発問題に)関心がある人たちというよりは、一緒に学びたいという気持ちの人が集まった」と同実行委員会・広報担当の山崎広太さん。山崎さん自身はまだ同作品を見ていないというが、「原発がもたらす『金』や『雇用』に頼らず、自然の恵みを大切にしていこうとする島の人々の日常の姿を撮った映画だと聞いている。反対運動ではなく、日常生活を中心に追っている映画なので、あまり構えずに見てもらえれば」と話す。

 「『原発なしでこれからどう生きていくの?』ということを考える時に、この映画はたくさんのヒントを与えてくれるはず」と山崎さん。「アットホームな上映会なので、子ども連れでも気兼ねなく来てもらえれば」と参加を呼びかける。

 参加費は、事前予約=1,600円、当日=1,800円、12歳以下は無料(全会場共通)。事前予約、上映時間などはホームページで確認できる。

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