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長野銀行が「松本山雅F.C.応援定期預金」-松田直樹選手らのサイン会も

150人以上がサイン会に詰め掛けた(写真は今井昌太選手)

150人以上がサイン会に詰め掛けた(写真は今井昌太選手)

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 長野銀行(本店=松本市渚2、TEL 0263-27-3311)は3月1日、松本山雅F.C.の活動を支援する「松本山雅F.C.応援定期預金」の取り扱いを開始した。

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 同定期預金は、預金全体の0.02%(上限100万円)を同銀行から山雅に活動資金として寄付するもの。対象は個人(個人事業者を含む)と法人で、預け入れは1口10万円以上1,000万円未満。同店の「スーパー定期預金」(1年)の店頭表示金利に、0.08%上乗せした利率を適用する。預け入れ期間は1年、募集金額は50億円。契約者には同定期預金の証書ホルダーと、タオルマフラーまたはキーホルダーを進呈する。

 昨年、創立60周年を記念して山雅のスポンサーになった同行。同定期預金は60周年記念と「地元の皆さまとともに山雅を応援したい」という思いから「特別企画」として始めたが、募集予定を超える金額の預け入れがあり好評だったため、今年も引き続き行うことにしたという。昨年は200万円を寄付した。

 受け付け開始の3月1日には、同行本店で、今季より加入した元日本代表・松田直樹選手、新キャプテン・須藤右介選手、木曽郡上松町出身の今井昌太選手の3選手によるサイン会が行われた。集まった人たちはユニホームやボールなど持ち込んだグッズにサインをしてもらったり、握手をしたりと選手たちとの時間を楽しんだ。この日は150人以上が来店、全店で1,004件(約10億円)の申し込みがあった。

 市内から来たという男性(38)は「もともと松田選手が好き。山雅に来ると聞いたときはとても感動した。サポーターとして応援していきたい」と興奮気味に話した。2歳の息子と来た梅川美雪さん(35)は「夫が山雅好きで自分も影響を受けた。3節の試合日が息子の3歳の誕生日なので、3番(松田選手)のサインをもらいたかった。今年こそはJ2に昇格してほしい」と期待を寄せる。

 「多くの方にご来店いただいた」と同銀行総合企画部次長の小林尚文さん。「地域密着の金融機関として、今回の定期預金などを通じて地域活性や山雅の盛り上がりに貢献できれば」とも。

 同定期預金の取り扱いは5月31日まで。

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