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サニープレイスカフェ跡に元スタッフがカフェ開業-兄弟2人で夢かなえる

ダークブラウンを基調にした店内

ダークブラウンを基調にした店内

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 松本郵便局隣に2月2日、カフェ「concourse cafe(コンコースカフェ)」(松本市中央2、TEL 0263-37-5517)がオープンした。

野菜をふんだんに使った「アボカドとスモークサーモン丼」(900円)

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 店舗面積は30坪。席数はカウンター・テーブルで30席。場所は今年1月に閉店した「サニープレイスカフェ」跡。オーナーの津田直也さん(27)は、前店で「いつか自分のカフェを開きたい」という夢を抱きながらアルバイトをしていた。津田さんが閉店の話を聞いたのは昨年5月。津田さんの思いを知っていた前オーナーから「良ければここでそのままカフェを開いたら」と提案を受けた。津田さんは、当時軽井沢のブランド洋服店で働いていた弟の陽介さん(25)に相談。陽介さんはその場で受け入れ、オープンに向けて兄弟で準備を進めてきた。

 「野菜を多く使ったメニューが中心」(直也さん)というメニューは、「キーマカレーのサラダ丼」(880円)や「豚の照り焼きサラダ丼」(890円)、「あさりのパスタ」(920円)など。サラダは「シーザーサラダ」や「揚げとちりめん和風サラダ」など4種類。それぞれSサイズ(580円)とMサイズ(730円)を用意する。サラダは「サラダピザ」(各980円)にすることも可能。「オムライス」(950円)や「アボカドとスモークサーモン丼」(900円)など、前店のメニューをアレンジしたものも。「サンドイッチ」(350円~)には縄手通りにあるパン店「SWEET(スヰト)」のパンを使い、日替わりで提供する。

 ドリンクメニューは、直也さんが好きだという自家焙煎(ばいせん)の「三澤珈琲」(塩尻市)から仕入れたコーヒーをはじめ、紅茶、中国茶、シェイクなど幅広くそろえる。アルコールはビール、ワイン、ウイスキー、カクテル、焼酎、日本酒など。

 同店には、2人のさまざまな思いや好きなものが詰まっている。スタッフのドレスコードであるちょうネクタイは「自分が好きなので…(笑)。それに、店の雰囲気はスタッフの服装なども影響してくると思った」。席と席の間にはハンガーラックを置き、客が掛けたコートによって自然と間仕切りになる仕組み。店内中央にある大きな棚には、その時々で飾るものを変えて多くの情報を発信していくという。「『コンコース』には、人が集まる場所や合流という意味がある。人や情報、ものが合流する場所になれれば」(直也さん)。

 営業時間は10時30分~23時(日曜は21時まで、共にラストオーダー)。

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