松本の雑貨店「tonico（トニコ）」（松本市中央2、TEL 0263-34-6621）で現在、「トニコのだるま市4」が開催されている。

花の写真でだるま全身を覆った「花だるま」

　オブジェや雑貨など、「だるま」をテーマにした作品を展示する同展。出品するのは、阿久津真希さん、あくつめぐみさん、金井三和さん、シゲタアケミさん、すみれ洋裁店、高知子さん、田路恭子さん、中村由美子さん、福田利之さん、ふじたみちこさん、ようさん工房、AkaneBonBon、noix、Onigirin、tistoutの15人。

　すみれ洋裁店は、切り抜いた花の写真でだるまの全身を覆った「花だるま」を出品。赤やオレンジなど暖色系のもの、紫の花をベースにしたもの、バラの写真のみを使ったものの3種類を展示する。シゲタアケミさんは鮮やかな毛糸玉に顔を付けてだるまに見立てた「手紡ぎ毛糸玉」を出品。かごいっぱいに毛糸のだるまが詰まっている姿がかわいらしい。Onigirinはちょうネクタイをし、王冠をかぶっただるまの布製ブローチを用意。購入客が好きな位置に目を付けられるように、色や形の違うボタン2つが付く。

　昨年好評だった、だるまの形をした「ダルマカロン」も販売。マカロンは、昨年に引き続きパティスリー・カフェ「ICHiE（イチエ）」（塩尻市）にオーダー。ダークチェリー×チョコレート、カラマンジー、オリーブオイル×ホワイトチョコ×ピスタチオの3種類を1セットにして販売する。パッケージはAkaneBonBonが手がけた。「味もパッケージも今回のための貴重なもの」と同店オーナーの山田綾さん。

　「作家さんには『だるまをモチーフにしたものを』とだけしか伝えていないので、出来上がった作品を見るのがいつも楽しみ」と山田さん。「今回は15人と過去最多。いろんなだるまがあるので、ぜひ見てほしい」とも。

　作品はすべて販売も行う。価格は、オブジェ＝200円～、花だるま＝3,300円～、手紡ぎ毛糸玉＝315円、ブローチ＝2,011円、ダルマカロン＝888円など。営業時間は12時～18時（最終日は15時30分まで）。会期中は火曜・水曜定休。1月24日まで。

　ダルマカロンの販売は、8日、9日、10日、22日、23日（販売時間あり）。販売時間についてなど詳細はホームページで確認できる。