松本・昭和横丁の「夢屋」が移転拡張-大阪名物「串かつ」を中心に

「松本串かつ 夢屋」外観。

「松本串かつ 夢屋」外観。

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 松本・中央に7月6日、「松本串かつ 夢屋」(松本市中央1、TEL 0263-34-3580)が移転拡張オープンした。

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 松本駅前の飲食店街「昭和横丁」(中央1)で営業していた同店が約10メートル離れた場所に移転。新店舗の面積は約50坪。1階はテーブルとカウンター、2階は座敷で、合わせて95席を用意する。

 「松本では東京の『串揚げ』はイメージしやすいが、大阪の『串かつ』はなじみがない人が多いと思う」と同店を経営するコラル(大手1)社長の上野有治さん。「素材そのものをリーズナブルに食べられる『串かつ』の良さはそのままに、音楽や店の雰囲気も含めて気取らず食べられるように考えたのが『松本串かつ』」と話す。

 串かつは1本90円から。ナス、タマネギ、里芋(各90円)などの野菜類や豆腐、ギョーザ、もち(各120円)、豚かつ、牛かつ、鶏ささみ、イカ、タコ(各150円)など30種類以上を用意する。旬の素材を使った「春夏秋冬 季節の串かつ」は、現在はウナギ(180円)を提供。カウンターや各テーブルには、大阪の地ソースをベースに作り上げた自家製のソースが入ったつぼを置く。「移転前からずっと使っているソース。もちろん2度付けは厳禁(笑)」。

 串かつ以外の一品料理も。「本日のおすすめ」として、刺身やカルパッチョなど新鮮な魚介類のほか、「サケのちゃんちゃん焼き」(小=980円、大=1,480円)などタジン鍋を使った鍋物も提供する。アルコールも各種を用意。「松本元祖グレ酎」(480円)は炭酸で割らず、搾ったグレープフルーツと焼酎のみで作る。「昭和横丁」に出店する前、上土通りで営業していたころに提供していたものを移転オープンに合わせて復刻した。

 「とにかく一度食べてみてほしい。ソースも、きっとイメージしているものとは違うはず」と上野さん。女性が1人でも気軽に立ち寄れるようにと、店内の内装やBGMにも気を配る。「『リーズナブル』『安っぽくない』『雰囲気が良い』『堅苦しくない』…いろいろなバランスを保ちつつ、お客さんにいいと思ってもらえるような店作りをしていきたい」と意気込む。

 営業時間は17時30分~24時(ラストオーダー)。

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