松本・深志にウナギ専門店-岡谷のウナギをワサビとネギでさっぱりと

落ち着いてウナギ料理を楽しめる店内

落ち着いてウナギ料理を楽しめる店内

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 松本・深志に5月21日、ウナギ料理専門店「観光荘 松本深志店」(松本市深志2、TEL 0263-31-6963)がオープンした。

ネギとワサビでさっぱりした味わいの「やなまぶし丼」

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 同店は岡谷に本店を置く「観光荘」の初となる支店。店舗面積は約23坪。テーブル、カウンター、小上がり合わせて26席を用意する。ウナギは関東風の背開きで、蒸さずに焼く「地焼き」で提供。岡谷のウナギの特徴でもある甘めのタレを使用する。

 メニューは「うな重松」(2,700円、3切れ)、「うな重竹」(2,200円、2切れ)など。「やなまぶし丼」(2,400円)は同店のオリジナル。ネギを細かく切ったものとワサビをタレと和えてウナギにのせて食べる。「ネギとワサビでさっぱりと食べられる。本店でも人気のメニュー」と同社取締役の宮澤健さん。もともとは賄いとして食べていたものを、お客さんのリクエストでメニュー化した。「二色御膳」(2,500円)は「やなまぶし」と、ご飯の上にレタスやキュウリなどの野菜と一緒にウナギをのせた丼のセット。丼は唐辛子の利いた韓国風の辛いタレで食べる。

 ウナギは本店と同じものを使用。地下50メートルからくみ上げた井戸水で打たせて身を引き締める。「おいしくて安全なウナギを提供している。現場できちんと目で確かめて、そのときどきで状態の良いものを使っている」と宮澤さん。

 支店開設に当たり、スタッフで松本のウナギを食べに行ったという。「松本のウナギと比べると、岡谷のものは確かにちょっと甘めだが、甘いと思ったら声を掛けてもらえれば。おいしい食べ方を提案する」と両角和仁店長。「元気いっぱいでお客さまをお迎えしたい。お客さまにもウナギを食べて元気になってもらいたい」とも。

 営業時間は11時~14時30分、16時30分~20時(なくなり次第終了)。水曜定休。

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