なまこ壁がモチーフのロールケーキ-松本のプリン専門店が商品化

「なまこ壁」をイメージして作った「蔵ロール」

「なまこ壁」をイメージして作った「蔵ロール」

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 松本のプリン専門店「春夏秋冬(はるなつあきふゆ)」(松本市双葉、TEL 0263-28-1508)が「信州まつもと城下町スイーツ」を考案し、第1弾としてプリンを巻いたロールケーキ「蔵ロール」を4月2日から販売している。

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 同商品は、黒ゴマプリンと生クリームを格子模様のついたスポンジで巻いたもの。サイズは直径が約9センチ、長さ約21センチ。スポンジは「なまこ壁」をイメージして、竹炭パウダーを入れた黒い生地に白い生地で模様を付けている。「なかなか思うような模様ができずに苦労した」と同店オーナーの塚原米子さん。

 「松本を代表するスイーツを作りたかった」と塚原さん。「松本といえばまず松本城を連想するが…お城の形をスイーツにするのはちょっと難しかったので…(笑)」、松本城以外で何か表現できるものがないかと考え、蔵造りの「なまこ壁」に目をつけた。昨年末ごろから試作を重ね、商品化にこぎ着けた。

 同店はプリン専門店として2000年5月にオープン。牛乳は安曇野産、卵は松本平産を使用し、保存料・着色料などを一切使用しないこだわりのプリンを販売している。2年ほど前からプリンを使ったロールケーキなどもメニューに加えた。現在は、第2弾のスイーツを試作中だという。「(第2弾は)プリンで松本らしさを出したい。『松本にはこういうものがあるんだ』と思ってもらえるようになれば」。

 価格は1,365円。本店とエスパ松本店で販売する。

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