松本にボリューム系定食店-自家菜園の野菜や安曇野産の米使う

カントリー調の店内。白い壁と差し込む光で明るい雰囲気。

カントリー調の店内。白い壁と差し込む光で明るい雰囲気。

  • 0

  •  

 松本市の芳川公園向かいに「レストラン四季」(松本市芳川小屋、TEL 0263-31-6388)がオープンして2カ月が過ぎた。

日替り定食の「焼きカレー」

[広告]

 店舗面積は30坪。席数はカウンターとテーブルで34席。カントリー調の優しい雰囲気の店内は、席の間に間仕切りを設け、周囲を気にせずに食事ができる空間を設けた。

 「おいしいものをおなかいっぱい食べてもらいたい」がコンセプトの同店のメニューは、ボリュームのある定食がメーン。「おすすめ」は「ハンバーグ定食」(950円)や「目玉焼きハンバーグ定食」(1,000円)で、ご飯・みそ汁・お新香が付き、チーズやベーコン、目玉焼きのトッピング(各50円)も可能。手のひらサイズの大きなメンチカツがのる「メンチカツ定食」や「生姜焼き定食」(以上900円)、「からあげ定食」(850円)などには小鉢も付く。そのほか、「トマトとベーコンのグラタン」(1,000円)や「オムライス」(900円)などのアラカルトメニューも。平日のランチタイム限定で「日替り定食」(700円)も提供する。

 今月20日までの「期間限定 ディナーセット」(1,250円)は、ハンバーグ・ポークソテー・チキンソテーから選んだ1品に、ご飯・みそ汁・サラダ・デザート・コーヒーまたは紅茶が付く。「定期的に内容を変えて続けていきたい」と店長の田中麻美さん。

 食材にもこだわりを持ち、野菜は市内の自家菜園で採れるものをメーンに、米はすべて安曇野産のコシヒカリを使用している。自家製デザートには、菜園でとれるクルミや果物を使うこともあるという。

 大阪出身の田中さんは10年ほど前、趣味のスノーボードをやるために白馬村に通っていたがそのまま住みつき、村内にある飲食店で働いていた。そのうち「自分の店を持ってみたい」と思うようになり、今回の店舗オープンにこぎ着けた。「(人の多い)市街地より少し離れたほうがゆっくりしてもらえると思って」(田中さん)。

 優しい雰囲気の店構えのため、女性客の利用が多いという。「ボリュームのあるメニューが売りなので、ぜひ男性客にも来てもらいたい。絶対におなかいっぱいになってもらえると思う」と田中さん。「デザートやお茶など喫茶メニューも充実させた。向かいに公園があるので、子どもと遊んだ後にちょっと休憩で寄ってもらえれば」とも。

 営業時間は、11時~21時(ランチタイムは11時~14時、ディナーセットの提供は17時~)。木曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース