
ラーメン店「とんこつ家ZUN 安曇野店」(安曇野市堀金鳥川、TEL 0263-50-5711)がJR豊科駅近くに3月15日、オープンした。
店舗面積は約25坪。席数はテーブル、カウンター合わせて34席。昨年11月末まで「らーめん三空あずみの本店」が営業していた店舗を居抜きで使い、小上がりをなくしてベンチタイプのテーブル席を設けた。注文はタッチパネルで、セルフレジを導入。店主の丸山和紀さんは「お一人の方や、年配の方、小さなお子さま連れなど、幅広い年代層が快適に過ごせるように考えた」と話す。
ベースの豚骨スープは、臭みをなくしクリーミーに仕上げた。「豚骨しょうゆらあめん」(880円)、「豚骨みそらあめん」(910円)、「豚骨魚介つけめん」(1,060円)などを用意する。ほかに、あっさりした「王様中華そば」(880円)や、かき揚げをのせた「天ぷららあめん」(910円)、小学生以下向けの「お子様らあめん」(380円)や、トッピングを1つサービスする「学生らあめん」(700円)も。
サイドメニューはギョーザや唐揚げのほか「エビマヨ」(680円)、「スパイシー山賊焼き」(800円)などつまみ類を提供。「肉コショウごはん」(230円~)、「唐揚げマヨ丼」(480円~)などご飯物もある。
丸山さんは松本市出身。20歳の時に上京して「札幌みそラーメン」を知り、奥深さを感じたという。2010(平成22)年ごろにUターンして、飲食業以外に従事したこともあったが、「いつかはラーメンで自分の店を持ちたいと思っていた」と振り返る。「らーめん三空」を運営する「ソラヤ」(松本市南浅間)の岩下直樹社長と同級生ということもあり、「らーめん三空あずみの本店」で働き始めた。
「らーめん三空あずみの本店」が豊科新田に移転することが決まり、1年半ほど前から掛け持ちをしていた「とんこつ家ZUN」のフランチャイズ店として独立開業した。「バリエーションの豊かさはラーメンの魅力の一つ。特色あるラーメンをいろいろ楽しめるようにしたい」と丸山さん。ロゴにも遊び心を加え、「分かる人には分かる」というわずかな違いを出した。今後は、同店オリジナルのメニューも考えたいという。「一杯のラーメンでほっとしたり、笑顔になったりしてもらえるような店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は、11時~14時30分、17時~20時30分(以上ラストオーダー)。木曜定休。