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松本・新島々駅でブックイベント「しましま本店」 里山ガイドウォークも

「当日は沿線の桜も咲いていると思うので、『小さな電車の旅』を楽しんでもらえれば」と太田さん(中央)

「当日は沿線の桜も咲いていると思うので、『小さな電車の旅』を楽しんでもらえれば」と太田さん(中央)

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 松本の上高地線と沿線地域の魅力を発信するブックイベント「しましま本店-本と電車と春のさとやま-」が4月12日、アルピコ交通上高地線新島々駅に停車した電車の車両内で行われる。

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 電車の車両を貸し切り、本や雑貨を販売する県内外の8組が出店。「アルパインカフェ満寿屋」(松本市安曇)と「岩魚留小屋再生プロジェクト」がフードやドリンクを販売する。ほかに、ライブパフォーマンスや出店者によるトーク企画も行う。実行委員会代表の太田岳さんは「多彩なジャンルの古本が中心。本を介して、店主やお客さん同士の交流も楽しんでほしい」と話す。

 連動企画として、「春のさとやま歩き」も開催。新島々駅を出発して、「上海渡カタクリ群生地」を散策する。同線の渕東駅近くで「学習サポートこまめ塾」を運営する、波田希少動植物保存会会員の深澤一代さんがガイドを務める。見頃が短く、「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」と呼ばれる山野草が咲く時期で、「この先の気温にもよるが、アズマイチゲ、キバナノアマナ、そしてカタクリなども見られると思う」と深澤さん。

 「しましま本店」は2016(平成28)年、新村駅構内の車両所にある電車内で初開催。2019年からは、電車の車両を貸し切って行っている。コロナ禍を経て昨年開催した2回目は、「収支面では厳しかった」と太田さん。会場が電車内のため、来場者が増えすぎてもよくないと模索し、初めてクラウドファンディングに挑戦した。「もう時代に合わないイベントなのかもしれないと不安に思っていたが、たくさんの応援が励みになった」と笑顔を見せる。

 現在、実行委員会は松本大学の学生も含め7人で活動している。昨年からメンバーに加わった遠藤真央さんは、イベントをきっかけに静岡から移住。「電車内のイベントだが、地域の魅力を発信して、地域活性化につながる面白さを感じた」と振り返る。太田さんは「続けるうちに、深澤さんのように沿線で活動している人たちなどさまざまなつながりが生まれてきた」と話す。

 会場には駐車場がないため、電車での来場を呼びかける。電車での来場者には古本の購入に使えるクーポンを進呈する。

 開催時間は10時30分~15時。料金は、中学生以上=500円、小学生=200円(新島々駅入場料含む)。未就学児は大人1人につき2人まで無料。

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